開花から葉桜まで、あっと言う間でした。今年の桜。もっと短命の花はあるのだけれど、特に桜にドラマを感じるのは、この散り際の風情かな?と思うのです。
自宅から10分程の場所を流れる神田川です。高層ビル群の隙間を縫いながら、三畳一間の小さな下宿や、一緒に出ようねって若い二人が言った横丁の風呂屋が、今でも似合いそうな空気感があります。
ちょっと岐阜へ遠征して撮った、花筏の光景です。宿の従業員さん曰く、「先週までは、何とか見頃だったんですけどね・・・・。」いえ、これが目的です(笑) 途中、二度の夕立ちに見舞われながら、夕方は二人、夜は四人のカメラマンが見送った、桜の終焉です。
宿が近かったので、翌朝の散策でもう一度立ち寄ってみましたが、大半は流れてしまったようでした。
季節はもう・・・・新緑へと向かうのですね。