家から5.6分歩き、階段を登った処に市の史跡「絹の道」の出発点があります
この「絹の道」は鎖国が廃止され、横浜が開港して鉄道が発達する明治の中ごろまで
輸出用の生糸が多数運ばれたルートのひとつです
文化庁選定の「歴史の道百選」にも選ばれています
階段の途中から見た私達の団地です
絹の道の出発点の石碑
旧道了堂のあった大塚山は今は「大塚山公園」としてハイキングの
人達の立ち寄るところです
25年前ほどには廃屋が立っていました。その昔、道了堂で殺人事件がありとても
気持ち悪くて近寄りがたい場所でしたが、その後整備されて綺麗になりました
この公園内には昔の道了堂の面影も残っています
変わったお地蔵様もありました
ここを基点として昔のままの道が1・5キロ位続いています
道は当時のままで道で中央部分は深くえぐられていて歩きにくい道です
絹の道資料館
かつての鑓水(地名)の生糸商の豪商、八木下要右衛門の屋敷跡を
復元した石垣等が当時のままを利用して作られています
資料館の内部
資料館に入ったすぐの場所に休み場所もあります
昔のマユ
生糸やよりをかけて染めたものも展示してあります
豪商の家の欄間は豪華な木彫りの彫刻のされたものが使われていたようです
資料館の庭にはこのような休み場所もあります
資料館の近くにある庚申塔
この道を進むと国道16号線にすぐに出られます
資料館の近くには蛍の里があったり田んぼもありました
スイカズラ
ホタルブクロ
絹の道は薄暗く花もほとんど見当たりません
絹の道を引き返し、ちょっと方向を変えるといつも歩いている里山の方向へと続いています
ノアザミ
クサノオの残り花
コウゾリナの種
八王子は昔から「織物の街」として栄えてきました。現在もネクタイの生地などを中心に沢山生産しております。
又八王子織物の技術を集めた「多摩織り」は
伝統工芸品に指定されています。 市の木は桑の木です。