宮島のシカからすると、里山にいるシカは 幸せなんでしょうか? わかりませんけど・・・
安芸高田市ではシカの駆除に休耕田には箱わなが仕掛けられていて
一つの箱わなで昨年12月から 6頭もかかることがあったそうです。
何年も前からシカの食害で農作物被害はドンドン増えているようです。
田植え後の植えた稲の穂先はもちろん! かぼちゃからネギ 大根の葉まで
1年を通して食害を受けている。 農業被害は11年度で3029万円の被害。
5年前の3倍の被害額になってるそうで ドンドンと、ハンターの狩猟では追い付かない程、
食害が増えているんだそうで・・・
この地区では10個の箱わなで100頭あまりシカが取捕れた。
安芸高田市では 2335頭を捕獲。 広島県の4687頭の捕獲の半数を占めるんですね~
それでも近年は駆除が追いつかなくて シカの繁殖には
ハンターの育成も追いつかないようです。
もちろん農業被害だけではなくて 林業被害のほうではニホンジカによって
ヒノキやスギの食害が深刻だそうで、皮を食べられたり剝がされたりして枯れた幼木や
40年物のヒノキでも、根元を食べられてしまい腐って使い物にならないものが出ている。
木材価格も低迷している中、品質の悪さで、被害が増大です。
林業も狩猟も後継者不足のうえ 繁殖が激しく シカの天敵も少なくなってきたことが
爆発的な増殖になっているのでしょう!
宮島は 繁殖すれば食い扶持が減るので、自然淘汰されてしまいます。
頭数が爆発的に増えることは無い。
しかるに~ひもじい飢えてる状態は続くのです。
猟銃を持ったハンターに追いまくられて箱わなに迷い込む里のシカと
ひもじいが 外敵のいない宮島のシカと
どっちがいいんだろ~~ぉ!
どっちが幸せなんでしょうかね~~。