日々思うこと

日々の暮らしの中で、心に留めた様々な思いを、書き込みます。

2007-12-30 00:55:30 | Weblog
 この間久しぶりに二人の妹と おしゃべりを楽しんだ。すぐ下の妹(三女)は、
夫のわがままに振り回され、気苦労と、生活のやりくりに大変な思いをしているらしい。四女の妹は、姑の喜怒哀楽に振り回されて、本当は、優しくしたい気持ちがあるけれど、どうしてもできない。と・・・

日頃誰にも言えないことを、ああだ こうだと 愚痴をこぼし、又時々こんな時間を作りたいねと、別れた。

次の日、三女の妹からFAXが入った。
「昨日はごめんね。せっかく久しぶりに会ったのに、愚痴ばかり言って。次の時は、楽しい会話ができるように気をつけるね。一番下の妹が、農家に嫁ぎ、親戚の付き合いから、親の世話まで、何から何までがんばっているのに比べ、私の
悩みなんか自分のことだけで、いっぱいで。」と。

本当にそうなんです。四女の妹は体も小さくて、可愛くて、ずっと私の背中で育ちました。結婚式の時の白むく姿は、綺麗で神々しいくらいまぶしくて、人形ケースに収めたいと思うくらいの美しさでした。

草を取ったこともなかった妹が、カマを使い、の行事の時は、大鍋で煮ものを作り、細かった指も節くれ立って・・・

本家の嫁としての責任 自分で選んだ道だからと、その地に根を下ろし、真面目に
生きている。

私は、三女の妹に返信した。


「本当に、すごいと思う。年は、一番下でも神様から与えられた運命は、一番高いのかもしれない。けれど、あなたもわがままな夫に尽くし、子供の心を支え、家族を守り 真面目にいきているよ。神様は、縁ある人を大切にしてほしいと言っている。偉いよ!

家族でも他人でも神が与えた縁だから、どこまで行っても逃げられない。今の出会いを大切にすることは 結局自分を大事にすることなんだね。」

と、少し言い回しは違うが こんなことを返信した。

三女は6歳、四女は10歳年が離れていて 二人とも私の背中で大きくなったのに、いつからかそんなことも忘れ、自分の生活に追われ どうしているか?と
声をかけることも少なくなってしまった。妹たちが、こんなに苦労をしていたことを知り、改めて 反省した。

自分の子供たちには、兄弟仲良く!なんて言って育ててきたが、自分はどうだ?
と振り返り これからでも遅くない。いつも妹たちに 心のアンテナを張っていこうと思った。私62歳。妹 52歳と55歳になった。

もう背負うことは出来ないが、これから会うときは愚痴を全部入れられる、大きな袋を持って行きたい。