日々思うこと

日々の暮らしの中で、心に留めた様々な思いを、書き込みます。

お歳暮

2007-12-17 21:06:14 | Weblog
先日 親戚や、日頃お世話になっている人たちにお歳暮を贈った。

最近では、そんな風習が消えかかっているが、

年に一度、「ありがとう」の声を聞き

お互いの無事を確認できる機会。

主人の実家は、愛媛県。遠い・・・

しかし、いつも温かい心が電話の向こうから伝わってくる。

来年もまた送ることが出来るのか?

毎年そんなことを思いながら、年を越す。

親から 子へ 子から孫へと

時代は変わっていくが、

巡り合った縁は、ずっとつながっていてほしい。

・・・もうすぐ お正月です。


オープンユアハート

2007-12-17 00:24:04 | Weblog
15日、さくら市の教育委員会主催のオープンユアハートのコンサートがあった。

沖井博行・真藤敬利・サイコ・佐藤ひろ子など豪華メンバーだ。

心を開いて、夢を諦めないで、生きることを恐れないで!と呼びかけている。

二男拓也もドラムで参加させていただいた。

拓也の夢はドラマーになることだった。

3歳の時、上野公園で弾き語りのミュージシャンが、缶の中に

お金を入れてもらっているのを見て、自分は太鼓を叩いて

お金をもらいたい。と言った。・・・

それから24年が過ぎた。色々あったけれど、何とか道が開けている。

生活と音楽の両立は並大抵でなく、寝る間も惜しんで

バイトと、ライブのかけもちだった。

アスベストを使ったビルの解体など、体中にコンクリートの破片が

入り、風呂に入る暇もないまま、スタジオ入りすることもしばしばあった。

大工さんに使ってもらったり、いろいろ。

そんなとき私はいつも言った。トンカチを叩いてお金をもらうのでなく、

100円でも200円でもドラムを叩いてもらっておいでと。

おかげさまでどこに行っても、息子を理解してくださる人に出会い、

何とか生活もできるようになった。長男も黙って見守ってくれた。

ここまで来るのには、本当に多くの方々の応援があり、拓也が出す、

音の一つ一つは、皆さんの愛いっぱいがふくまれていると思う。

音楽でご飯を食べたいと、志を持っている人はたくさんいると思うが、

周囲の理解と、本人の諦めない!という強い決意がなくては、続かない。

この日のライブは、出演者ほぼ全員が、ネバーギブアップ。

皆さんのパワーをいただき感謝・感動の時間だった。

この企画を立て,実行してくださった さくら市に感謝です。

ありがとうございました。




診察に同行

2007-12-14 00:09:21 | Weblog
私がね、大変な思いをして電車に乗るのはね

障害者だって 普通に暮らしているんだよって ことを

皆に 知ってほしいからなんだよ

そりやー 車いすに乗った私を、乗せてもらったり おろしてもらったり

迷惑をかけていることは 十分わかっているけれど

大騒ぎして 何人かの人が集まってくれて

この車いすを持ち上げてくれることで

何かを感じてもらいたい・・・バリヤーフリーの世の中だもの

歩けない人も、目が見えない人も、みんな同じに

電車やバスに乗りたいんだってこと

そりゃ 皆にとっては大したことじゃないかもしれないけれど

私たちにとっては、とてつもなく エネルギーをつかうこと。

せめて私が 声を出していかなくちゃ

障害者は静かに家の中にいてください!なんて

言われるようじゃいやなんだ。

でも・・・最近 体が疲れて パワーが出なくなった。

いつまでできるかな?ぱフォーマンス。でも・・・

動ける間は 頑張ってみたいな

S.R 40歳の秋です。


 難病を抱えているSさん。子供のころからずっと自分の病気と闘ってきた。仕事も長くはできず、経済的にも精神的にも追い詰められてしまった。長い間の憤りは深く、計り知れない。固まってしまった胸の内を理解することは容易ではないが、
せめて、怒りたいとき、体が痛くてたまらない時、気が済むまで受け止めてあげたいと思う。次の診察は来年1月 寒い冬、風邪をひかないように 乗り越えてほしい。




水墨画

2007-12-12 15:39:37 | Weblog
 福祉センターで、今日は今年最後の水墨画講座でした。

障害を持ちながら、今の自分にできること。輝いて生きたい!

そんな気持ちを持つ人たちが集まりました。

福祉センターでは、書道、パソコン、絵手紙、油絵、パンフラワー、料理教室など

体調に合わせて学んでいます。

脳血管障害で右手の自由が利かなくなってしまった人、言葉が、出なくなった人、

考えることが疲れてしまう人。

いろんな障害を持つ人が、それぞれを、受け入れ、支えあい、明日に繋ぐ。

私は、しばらくボランティアで出入りしていたお陰で、顔なじみの人も多い。

手話通訳者になってからも、仕事上かかわることもあり、障害者の方たちとは、

この先もかかわっていくだろう。

20年くらい前に手話を覚えたての頃、うれしくて楽しくてどこでも手話を使って

いた時もあったが、手話は聴覚障害者にとって、「命」 なのだと気ずいたいた時

から、簡単に使いたくなくなった。

今日は、今年最後の水墨画講座。聴覚障害のKさんとも来年までお休みです。

素晴らしい作品をたくさん出品して、感動の輪を広げてくれた。

ありがとう!また来年もよろしくね。





黒羽でコンサート

2007-12-11 21:48:30 | Weblog
 12月9日黒羽町のピュアートホールでサイコ、U字工事のコンサートがあった。ゲスト出演は、佐藤ひろ子・沖井博行・ネイル・ゲイダンサーのさと子など。
それぞれの最高を見せていただき、いよいよサイコの出番となった。
リョウさんの甘く切ない声、タカさんのはもり。篠笛の響き・・・会場は、一体となり、涙腺が緩む。みんなの心の中の諸々の思いを、歌の力で引き出してくれた。
すごい!と思った。正に音楽は世界を変えると思った。
栃木県の県北でこんなに熱い人たちが頑張っていることを、大きな声で叫びたい。
感動をありがとう!。
また、このコンサートのバックで活躍してくれた、バンドのドラマーは、わが愛する二男だったことも、付け加え最高の一日に感謝です。

記念式典の手伝い

2007-12-09 01:14:34 | Weblog
今日は障害者福祉会連絡会の創立50周年の式典だった。私は、手話通訳者なので、聴覚障害者の関係を手伝いました。聴覚の人は、聞こえないけれど、日常の行動は、もんだいないので、その活躍は、かなり助かったと思います。私は、最近聾者の行事の手伝いをあまりしていなかったので、相手にされるまで大変でした?
自然のうちにこの人は私!と聴者とペアを組むようになっており、しばらく顔を出さないと、よそ者?のようになります。少しさみしいけれど仕方のないことです。
誰だって当てにできる人を確保しておきたいのは、人情です。
なんだかんだ言いながら、わかりあい、助け合い無事に終了しました。
今日は、真珠湾攻撃の日だったそうで、その日に障害者の集いがあったことは、深い意味がありそうな気がしました。バリヤーフリーの世の中になったとはいえまだまだ障害者にとっては不自由なことが多く、自立支援が始まってから、益々福祉は大変になり、頑張っているヘルパーさんも、安い賃金で体力をつかいはたし、障害を持っている人のために役に立ちたい思いを持って始めた仕事なのに、途中で挫折する人も多く、国会で問題になって、たくさんの税金が無駄に使われていることを聞くたびに、空しい気持ちになる。この先、障害を持つ人や、高齢者、子供たちは
どんな夢をもって生きていけるのか?誰もが、もし、自分の家族だったら…?と、
一度考えてみてほしいと思うのです。
さすがに今日の大会には、知事・市長・県会議員・市会議員・参議院議員まで、かなりの人が、参加してくださいましたが、こんな時だけでなく、いつも気にかけてほしいものです。
いろいろ考えることはありましたが、今日は、天気もよく、参加された皆さんが、笑顔で帰って行かれたので、大成功だったと思います。
主催者のみなさん協力者のみなさん、お疲れ様でした。そして参加させていただきましてありがとう!

発表会

2007-12-07 23:49:17 | Weblog
 今日はN保育園の発表会でした。ボランティアで着物の着付けを頼まれて、年長さんの女子7名を担当しました。(実際は3名しか着せることができなかった。)
まだ体が柔らかく着物のサイズと身長が合わず、なんだかおかしい?かな?なんて思いながらも、時間がきて「梅の花さいた」という踊りをおどり 可愛い姿で、みんなを感動させてくれました。孫ができたら、こんな風に感動の涙が出てくるのかな?と。。。家族の思いを小さな体にいっぱい背負い、子どもたちは一生懸命頑張りました。楽しいひと時を共有させていただいてありがとう! そして、子供たちの体調から使用する小物の準備、保護者の駐車場まで、何から何まで気配りしている保育士さん達、本当にお疲れ様でした。

30分の命

2007-12-04 23:25:33 | Weblog
 今日は、以前仕事の上でかかわったMちゃんを思って書いた詩を掲載してみます。                      平成15年4月4日
    Mちゃん
    その、大きな瞳で なにがみえるの?
    その、かわいい口で 何を話したいの?
    ママに抱っこして 気持よさそうだね。
    30分経ったら 吸引してくれる・・・ママ
    また・・・30分  次も30ぷん
    ずっと吸引で命を繋いでいる。 Mちゃん。
    頑張れ! 頑張れ! 30分・・・頑張れ!


初めてMちゃんのお宅に伺った時、Mちゃんはお母さんの膝の上で 気持よさそうに眠っていた。いや、眠っているのではなく、そうしなければ ベッドから離れる方法がないのだ…ということに気がついたのは、母親が立ち上がりなれた手つきで
喉もとの吸引を始めた時だった。父親手製の木製のベッドは、さまざまな器具を使い易く設置できるように工夫されていて、両親の愛をいっぱいもらって30分の命を繋いでいる・・・そう思った。
30分の合間を縫って、母親はほかの兄弟のためにパンを作る。障害児をもったことで授業参観にも行ってあげられない申し訳なさと、少しみじめな自分の心を慰める、一番好きな時間なのだと彼女は言った。「当たり前だ」と思っていた何気ない毎日が、なんだか無性にいとおしく感じられたその日だった。

*昨年新聞のお悔やみ欄で彼女が 神の元へ旅たったことを知った。9年間の生涯は、多くの人たちに何を教え、学ばせてくれたのだろうか?彼女は、何を見て、何を伝えたかったのだろうか?私が障害児にかかわった初めての出会いだったMちゃん。ノートの一ページに記していました。


パソコンでチケットの申込

2007-12-03 15:25:16 | Weblog
今日は初めてコンサートのチケットを申し込みました。実際にやってみると、直接返事が来るわけがないので、これでいいのかな?と少し不安になりました。やっぱり直接買ったほうが安心か?なんて後悔していますが、慣れてくれば、便利な方法で、忙しい人にとっては、助かりますね。とにかくパソコンを始めてまだ日が浅く何もかもが初体験で、いまのところ時間ばかり費やしています。こんなことなら、手書きとか、電話とか・・・今まで通りでもよかったかな?なんて弱気になっています。でも、いまどき少しはパソコンを使えないと、不便もでてくるかも?と考え頑張っています。年賀状も始めていますが、住所録でつまずいています。???
はあー

料理教室

2007-12-01 22:56:00 | Weblog
 今日は、障害者の料理教室の手伝いでした。知的、身体、精神と、持っている障害は、様々です。12月なので「そば」でした。指導者は、障害をもつ前に板前だったSさんです。だし汁の作り方、さらし葱の作り方など、細かい指導をしていただいて、みんな楽しく作りました。車いすの人もいて、それなりに譲り合ったり、さりげなくいたわったり、小さな世界でも、微笑ましいひと時でした。家の中に閉じこもったり、家族の中でも孤独になりがちのひとたちが、自立への一歩を踏み出してほしいと、障害者生活支援センターのスタッフが毎月2回の教室を運営しています。みんなの笑顔がとても素晴らしく、心が温かくなった。参加させていただいてありがとう!