おはようございます。
台風14号、皆様の地域は、ご無事でしょうか?
こちらは、夜半から大雨、今も激しい雨音が聞えています。
大事に至らないことを祈るばかりです。
とりあえず、自分にできることはしたので・・・
何か、元気になるようなことを考えて過ごしましょう・・・
さて・・・?
今、通勤電車で読んでいるのが、白江亜古『日本女性の底力』(講談社)。
明治から昭和初期に生まれた女性達へのインタビュー集です。
以前、読了しないうちに、気になる本が出てきて読み始め、
忘れてしまっていたので、ただいま、再チャレンジをしました。
登場する堀文子、朝倉摂、佐藤初女、高野悦子ら27名は、
環境も主義主張もさまざまながら、全員が「敗戦」を経験しています。
そのせいか・・・
コロナ禍の今は、あのときより、いっそう、心にしみる気がしています。
では、再チャレンジ後、読んだ女性達の言葉を、以下に、ご紹介!
★みな子(芸者)
「来世も吉原芸者になりたいの。芸事が好きなら、こんなに良い仕事は
ないですよ...いくつになっても自分の力で食べていけるんだもの」253頁
(好きなことをしながら、男女問わず、生涯・現役って憧れ♫)
★相磯まつ江(弁護士)
「嫁に行くことがすべてだった戦前の女性に比べて、戦後の女性はなんと
自由で強くなったことか...戦争に負けていなかったら男女平等もなければ、
女性の権利がこれほど認められることもなかったのよ」265頁
(ベアテ・シロタを思い出す。この歴史を知ることは大事。
だからこそ、精一杯生きねばと、自分を励ます。)
(ベアテ・シロタ→樹村みのり『冬の蕾ーベアテ・シロタと女性の権利』)
★関民 (帽子デザイナー「関民帽子アトリエ」主宰)
「ちょっと喜んでくださればいいのよね...ちょっとだけ、
“おっ”と思って下さればね、それが一番良いのよ」276頁
(サービス業はもちろん、他人様に対しての基本かも。
ついつい、もっともっととなって、押しつけちゃうんだよね~w)
敗戦の混乱を経験していることは、やはり強いです。
きっと、もし、お元気だったら、どの方々も、このコロナ禍を、
おおらかに乗り越えて行かれることでしょう。
あ・・・義母もそうです。
93歳、敗戦時に17歳のせいか・・・とにかく、メンタルが強い!
私とはソリが合いませんが、それは、ご立派だと思います。
そこへいくと、高度成長期生まれのバブルを知る、
アラカン世代は、どうもね~~~~
って、わたしだけかもしれませんが、すぐオタオタしちゃって・・・
しっかり前を向いてまいりましょう!
(気持ちだけでも、我と我が身を叱咤激励ww)
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本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
画像は、咲き始めた金木犀、アレルギーの方もおいでですが・・・
空気が秋らしい香りに包まれる季節です。
台風14号、どうか、大きな被害が出ませんように・・・
皆様、お気を付けてお過ごし下さいませ。