「日本経済新聞」に「令和ブンガク最前線」が連載されています。
この記事から、少し年上の同僚と盛り上がりました。
第一回は凪良ゆうさん。
BL出身で、一般文芸に進出、本屋大賞受賞作家となった、
私も注目の作家さんです。(→「流浪の月」バンザイ!~本屋大賞受賞)
(凪良ゆう『流浪の月』東京創元社)
第2回はインフルエンサーkemioさん・・・
・・・って、誰それ!?
私たち二人とも、クエスチョンマーク????
そこへ20代のボスが登場・・・
「あ、kemioですか~」とニコニコ、知っているかどうかなんて
何をか言わんやの口ぶりです。
この様子を見ていた、同僚が、ぽつんと言いました。
「こういう情報って、どこで知るんでしょうね・・・
私が読んでいる、ヤフトピとかには出てきませんよ」・・・
わかる、わかる!
私もヤフトピチェックをしているけれど、
「kemio」なんて、全く記憶がありませんよ・・・
う~ん。
アラカン・二人、首をかしげてしまいました。
(『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』KADOKAWAは
kemioさんの自伝的エッセイ・・・らしいw)
・・・お次は、20代のボスが首をかしげる番です。
私たちが「ほら吹き男爵の冒険」の話をすると・・・
「は?何ですか?・・・すみません。初めて聞きました。」
ええっ!?
大砲の弾に乗っかった、カツラ姿の男爵、ご存じない!?
かつての子ども達に、よく知られたナンセンステールですよ!?
さらに「ブリキの太鼓」も・・・
「すみません、初めて聞きました」とのことで・・・
いやいや、私もギュンター・グラスの小説は読んでいませんけれどね。
映画で一斉を風靡し、なんか文系人間・必見みたいな感じでしてね・・・
(実は観ていないんだけど)
ま、そんなこんなで、ジェネレーションギャップ。
ボスはご年齢のわりに、落ち着いていらして、
しかも教養の高い方ですが・・・
やっぱり、世代の違いって大きいんですね・・・
kemioさんを知っているから、人として柔軟性があるとは言いませんが・・・w
お互いに知らないことでも、「へぇ~~っ」と思い合えたら・・・
会話が盛り上がらなくてもいいんです。
ただ、シャットアウトしちゃう人にはなりたくないなぁと・・・
これから先、ともすれば固くなりがちであろう、心と頭を、
少しでも柔らかくしたいと願う、
アラカンでございます。
◆書影は版元ドットコムよりお借りしました。
紫陽花の画像は、2018年、掛川の加茂荘にて撮影しました。