毎週、楽しみにしている、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)。
最近、我が家で気になっているのが、重臣の屋敷。
皆さん、お住まいから職場の幕府(大倉<蔵>御所)まで
遠いんじゃないの?と・・・
(大倉<蔵>幕府跡。現在の清泉小学校あたり。冒頭は鶴岡八幡宮。)
きっかけは、先週放送の、第31回「紀行」「神奈川県鎌倉市」でした。
「北条時政(坂東彌十郎)の屋敷は、『吾妻鏡』によると、
名越(ナゴエ)にあったとされるが、正確な場所はわからない・・・」との
ナレーション。
名越は「名越の切通」で有名ですが、今は、逗子市・・・
鎌倉殿のおわす大倉御所から遠いでしょう?
ほらね・・・徒歩37分。
しかも、切り通しがあるくらいだから、山道!!
先日、前記事「鎌倉の奥座敷で」の十二所(ジュウニソ)で、
大江稲荷社にお参りしてきました。
源頼朝の知恵袋、大江広元(栗原英雄)を祀っているそうです。
どうやら、屋敷も、この近くにあったようです。
やっぱり、遠いじゃん・・・
ほらね、徒歩28分。
遠いと言えば、妙本寺。
昨年、残暑の頃にお参りして、ぶうぶうでした。
(妙本寺 2021撮影)
先週、北条家によって滅ぼされた、
比企能員(佐藤二朗)の屋敷跡に建ちます。
比企能員が、時政邸で、だまし討ちされると、
これを知らせるため、家臣が命からがら、逃げ帰ったとか。
あれ?
ここは思ったほどでもない?
あんなに遠く感じたのは、歩いた日が暑かったからですねw
でも、大倉御所に近くはないなぁ・・・徒歩17分。
救いは平坦で、歩きやすいことか・・・
では、
これからヒールに変貌していくであろう、主人公・北条義時(小栗旬)は
どうだったんでしょう?
現在の宝戒寺あたりに、屋敷を構えていたそうです。
近いっ!徒歩8分。
しかも平ら!!
初代・鎌倉公の覚えめでたかったってことでしょうか・・・
(宝戒寺 2021秋・撮影。)
もっと近いのは、「鎌倉殿の13人」メンバーではない
畠山重忠(中川大志♥)。
「武士の中の武士」と謳われた「武士の鑑」です。
(2021夏・撮影。保存会の方が石碑を修復中。助かります)
ほらね・・・徒歩5分!
もちろん、真っ平ら!
してみると・・・
初代・鎌倉殿の源頼朝は、
重鎮クラスより、若手を近くに置いておきたかったのかしら・・・
おそらく、力のある家臣に寝首をかかれないよう、
警戒もしていたのでしょう。
2代目・鎌倉殿、源頼家(金子大地)も若手を側近として置き、
初代以来の13人を敬遠しました。
パパと同じことをしただけなのに・・・
本日のドラマで、頼家は、病に伏せっている間に、
妻子が殺されていたことを知ります。
いよいよ、北条家の骨肉の争いが本格化・・・
こんなドロドロのお話、三谷幸喜・脚本でなければ、
とても観る気になれなかったかも・・・
ということで、本日の放送も、楽しみにしております♪
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おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
画像の地図はGoogle マップで検索、コピペしています。
(著作権は大丈夫かと一抹の不安を抱きつつ・・・)
良い運動になっておられるようですね。
ところで、佐藤二朗さん、愛知県出身で、
信州大学卒、しかも学部も私と同じ、
後輩になります。
まあ、それだけのことですが・・・
歴オタ&大河オタに、おつきあいさせて、
申し訳ございません・・・
でも!
佐藤二朗さんのプロフィールは知っていて、
すぐにsyuuさんを思い浮かべました。
歴史番組のMCを拝見していても、
さすが信大、と感心します。