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本屋さんの記憶に

2023-02-15 | 日々のこと
正月明けに、閉店してしまった、
我が街、唯一の本屋さん。

この街に越してきてから10年余、
本は、ほぼ、ここで買ってきました。


おかげで、
ポイントもたまって・・・♫

ちまたでは、
書店のポイントって、
なかなか、たまらないと、評判w

たとえば老舗チェーンの三省堂の
ポイントでも、200円で1ポイント、
なかなか、たまらないのも分かります。


ところが・・・

わたしは、ちょこちょこ使っていたのに、
ポイントが、まだ、1冊買える分くらい
残っていたのです。

どんだけ、この本屋さんに
お世話になっていたかというハナシw



残ったポイントは・・・

この店の閉店を知ったときから、
決めていました。

最後は、ずっと手元に置く本を買おう」と。


それが、
T.E.カーハート
『パリ左岸のピアノ工房』 (新潮クレスト・ブックス)。


拙ブログでも、
昨年7月に読んで、
既に、「今年のベストブック」と断言していますw 

感想文→



「パリのアメリカ人」の著者。

パリの街で、ピアノを再開・・・

やはり大人になって再開した、
わたし自身と重ね、
ピアノを弾く喜びに、共感しました。


「ファツィオリ」を
詳しく知ることができたのも、
この本からでした。


「ファツィオリ」は
イタリアのピアノメーカー。

2021年のショパンコンクールで優勝した
ブルース・リウ(カナダ)さんや
あのスタニスラフ・ブーニンさまも、ご愛用。

(わたしの頃はショパコンといえば、ブーニン♥)

憧れのピアノです♫



本と共に、
わたしの毎日に、欠かせないピアノ。

10年間、お世話になった本屋さんの
記憶と共に、
大事な一冊を遺しました。

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バレンタイン寒波・・・寒っ!
皆さま、どうぞ、お風邪など召しませんよう・・・。

本日も、おつきあいいただき、
どうもありがとうございました。

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