モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

東葛の文化と文学 書き写す ー2-

2013年03月30日 | 近くを訪ねる
13・3・30

以前折り紙について
お話したことがあります。

野菊の墓を丸ごと書き写した背景には
千羽鶴を折ったことが
関連しているようなのです。

千羽鶴を折り続けて市の実施する健康診断で
血液検査の結果が全て良くなった。

指先を使うことで脳を刺激し、
活性化する結果であろう、などと
周囲の人は解説をします。

それだけでは説明が付かない何かがある。
その何かを追求することも大切ですが、
折り紙を折る環境、折るシステムのようなものを
構築する方がもっと大切です。

丸ごと書き写すことの効用は
内藤ひろおさんを取材した折に伺った話です。

彼にとっては全く新しい分野の和音(かんおん)について
書物をひも解いた。

日本語で書いてあるにも拘わらず
全くチンプンカンプン、
ノートに書き写すし、

ある時点で感動的に「分かった!」と云う瞬間があった。

全く分からない書物を読む手段として、
書き写す、という具体的な作業を伴えば
少なくても読み続けることはできる。

相当意志が強くても、
チンプンカンプンの文章を黙読することは
書き写すことより数段苦痛であり、
集中力は途切れる。
何だか分からないが、手で読む読み方があるらしい。
野菊の墓を書き写そう、と思った背景には
折り紙と同様、何だか知らないが
意外な何かがありそうに思ったからである。


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