12・1・16
朗円上人の徳は
誰でにでも及ぶものではない。
清吉しかりである。
のっそりと渾名されても
十兵衛は大工仕事に打ち込んでいる。
朗円上人に十兵衛は次のように訴えている。
「御上人様大工はできます、
大隅流は子供のころから後藤立川二つの流義も合点しております」
ただ単に大工仕事を一生懸命やって来た以上のものがある。
徳を受け入れる受容体?のようなものが備わっている。
ある種の波動を受容し響き合う。
十兵衛の生き方そのものに向上心があり、意欲的である。
しかし、
そうした向上心、意欲が休止していた。
徳を受け止める器は既にあった。
12・1・16
朗円上人の徳は
誰でにでも及ぶものではない。
清吉しかりである。
のっそりと渾名されても
十兵衛は大工仕事に打ち込んでいる。
朗円上人に十兵衛は次のように訴えている。
「御上人様大工はできます、
大隅流は子供のころから後藤立川二つの流義も合点しております」
ただ単に大工仕事を一生懸命やって来た以上のものがある。
徳を受け入れる受容体?のようなものが備わっている。
ある種の波動を受容し響き合う。
十兵衛の生き方そのものに向上心があり、意欲的である。
しかし、
そうした向上心、意欲が休止していた。
徳を受け止める器は既にあった。
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