12・8・27
図書館を活用する
司書の方にどう質問してよいか分かりません。
書き写したノートを持参して「丸ごと書き写すって凄いものがある…」
そんなことを一生懸命に説明しました。
私のしどろもどろの質問をかなり整理して、それらしい蔵書は
船橋の中央図書館と県立中央図書館に約二十冊ある、と
教えてくれました。
「名作書き写し文章術」(高橋フミアキ)
「視写・聴写・朗読を核とする文学」(岸 武雄他)の
2冊を借りてきました。
書き写すことの効用が種々述べられている。
だが、なぜそうした効果、効用があるのか、は触れていない。でも
間違いなく書き写すことの意味は深いものがある。
亀井勝一郎はその国の一流の原典を書き写せ!と説いている。
原典を消化するためにも筆写は欠かせない。
丹羽文雄も「小説作法」の「創作の秘密」で
志賀直哉の小説を原稿用紙に書き写す話がある。
十遍読むよりも一度書き写すことの方が為になる。何かが呑み込める。
行を改める呼吸や会話にする呼吸が、
彫刻を撫でて、凹凸が理解できるように分かるのである。
朝日新聞の「天声人語」を書き写して文章の書き方を学んでいる人も多い。
そのためのノートがかなり売れている。
書き写しているうちに自然と文章が書けて上達する。そのうち
エッセーでも書こう、小説でも書こうと思っている人が多い。
おそらく99%は途中で飽きて止めてしまうでしょう。
なぜなら、動機がない、必然性がない。
私の場合は
歳時記を読み、写す動機があり必然性があったのです。
誰かと係わろうとする、動機とか意欲が必要です。
レポーター養成講座?の目的は少し乱暴に云うと、
今朝の日本経済新聞の広告の文言を借りれて
「周知の事実をなぜ誰も言わないのか」
だから言おうよ!と云うことです。
毎日書き写してます
今日で5日目です
続けたいと思ってます