モジリア

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おじさんが読む「赤毛のアン」

十兵衛はなぜ(2)

2011年12月29日 | 何故 十兵衛は?
11・12・28


葱、冬の季語
ユリ科の多年生植物、晩春に小さな白い花が球状に群がって咲きます。
数行の添え書きのきて葱の畝(宮津昭彦)


「縁とはこんなことから・・・」

大工としての腕は確か、だがのっそり十兵衛と渾名され、
世間的には全く音痴な男、

ある日、
五重塔を建てる計画があることを知り
「建てたい」と思う。

思うだけでも分不相応な十兵衛を
奮い立たせたものは何か、
ここ4,5年私が追求してきたテーマです。

「十兵衛はなぜ?」は
船橋市塚田公民館主催の文学散歩に始まります。
 
当時船橋市北本町に住み、
船橋市市民大学で生涯学習の講座を受講しました。

近くの塚田公民館の職員が
妙な相談を度々私に持ちかけてくる。
 
私自身55歳を過ぎるころから、どう云う訳か

特別養護老人施設に入居するお年寄りに
毎月一回手紙を差し上げるボランティアを始めた。

氏名年齢、性別だけしか分からないお年寄りに
何を、どのような手紙を書くか……

書き出すと書けるのです。

出まかせのような話を元に
「大人の寺子屋」と称する講座を企画した。

手紙文を書く、エッセーを書く、絵を描く、俳句を味わうなどの
講座を10回シリーズで開講した。

行き当たりバッタリ、出たとこ勝負の
大人の寺子屋の講座が終了すると、

「文学散歩のコースを考えてくれませんか?」
と相談があった。

中谷順子氏の「房総の作家たち」をネタ本に
10コース提案した。

「1つか2つ採用されればいいなァ」
程度に考えていた。

「全部やりましょう!」さらに、
「全部やります、よろしくお願いします!」

「よろしくお願いします!」が曲者だった。

コースや案内人を設定、途中、
休憩できるような場所を確保するのが
生涯学習コーディネーターとしての仕事だと思っていた。

「予算はゼロです!」続けて、
「ですから、全部お願いします!」

「エッ!?」
私にコース設定、案内、解説の全部をやれ!
と云うことだった。
















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1 コメント

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十兵衛を奮い立たせたものは何か (miyu)
2011-12-29 15:17:31
私の仲間にも、船橋の「生涯学習コーディネーター」さん、船橋市市民大学の生涯学習の受講生がいるのですが、ムッチャ真剣なんですよ。
自腹切ってもやっているんですが、皆さん、そんな感じなんですね。
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