
サトイモ科ミズバショウ属の多年草で、中部地方より北の地域の湿原に群生しています。雪解けが進む春先に高さ20センチ程度の白い仏炎苞に包まれた穂を1本出します。そのあと花が咲き終わると、長い楕円形をした葉は約80センチもの長さに成長します。水芭蕉の花は白い部分だと思い違いしている人もいると思いますが、花は真ん中の黄色いところに付いているんですよ。水芭蕉という名前の由来は、水辺に生えて芭蕉(バナナの仲間)とよく似た大きな葉をつけることから、こう名付けられました。花言葉は「美しい思い出」「変わらぬ美しさ」です。