複式単線自動循環式ゴンドラ(通称「フニテル」)は、山岳地の厳しい自然環境に対応し、かつ安定した輸送安全性を確保することを目的として誕生しました。日本では、『箱根ロープウェイ』(早雲山~大涌谷間)に平成14年6月、初めて架設されています。蔵王ロープウエイは平成15年12月にフニテルを導入しました。(1月22日撮影)
「フニテル」の意味フランス語のFuniculaire(鋼索鉄道)とTeleferique(架空索道)の造語で、2本のロープ幅がゴンドラ幅より広いロープウェイの愛称。
◎きわめて高い輸送安定性と快適性搬器(ゴンドラ)は、客車幅より広い3.2mの間隔をとった2本の支えい索(ロープ)に4台の握索装置により懸架される構造で、大型搬器の採用が可能となり、かつ強風時の支柱通過、駅舎への進入時、傾きや動揺が少ないため、風の影響による減速運転などの必要がなく、安定した輸送能力が確保されています
◎高水準のバリアフリー機能プラットホームと搬器との間には、段差や隙間が生じない構造となっており、車椅子の方や段差が気になる高齢者でも、安心してご利用いただけます。
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