蔵王温泉から車で約90分
ヒメサユリを見に行ってきました。
その可憐な姿からオトメユリとも呼ばれています。
山形・新潟・福島の3県の丘陵から高山にかけて自生しており、
ユリの仲間では開花が一番早いものです。
ほのかな香りがあり、花色は淡い桃色から濃い桃色まで、
まれに白色の花も見られます。
茎は細く円柱形で無毛、高さが30～40センチになり、
愛らしい花として知られています。
以前は大山一体に群生していた「ヒメサユリ」は、心ない人たちの乱採取などで激減し、
数十本が自生しているに過ぎない状況になっていました。
ヒメサユリは、朝日連峰に登山すればたくさん見つけられますが、
昔ながらのヒメサユリが咲き誇る大山を再現し、
より身近なところで鑑賞してほしいとの考えから、町では新たに約8千球を植栽しました。
現在では約5万2千球が咲き誇ります。
5月下旬～6月上旬にかけて、大山自然公園ユリまつりも開催されます。
◇ヒメサユリV0590.AVI
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