ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

母が作るベビーキルト

2011年01月20日 | 妊娠初期(1~15週目)
ここ2~3日、少しずつ、つわりが落ち着いてきました。
結局、私は、母のように嘔吐をする事がなく、空腹時の胸のムカムカも軽減してきました。
夜中、あんなに好きだった日本食「味噌汁」も、口にすることはなく、牛乳も飲まなくなりました。

先日、産婦人科の待合室で、小学生くらいの女の子と3歳くらいの男の子の姉弟を見かけました。
どうやら、診察に来た彼らの母親と一緒に来た様子。
自動販売機の前で、その姉弟はジュースを買っていました。

その様子を見ていた私は、フッと昔の事を思い出しました。
私も、ちょうど、小学生だった時、妹の出産のため入院していた母親の病室へ、弟と一緒に訪れた思い出があります。
私と妹は、8歳ほど年の差があるので、母が妹を出産する時の事は、ある程度、記憶しています。
今まで、私と弟だけだった生活に、あらたに妹が誕生して、家族が増えて、嬉しかったです。
しかも、
年が離れているので、弟妹の面倒を看ることができました。
抱っこだって、平気にできました。
母や父がおむつを交換する時も、普通に隣で観察。
赤ん坊がいる当たり前の生活が、今となっては、貴重な思い出となっています。

母は、長年、「ピアノの先生」と「パッチワークの先生」を仕事にしています。
「パッチワーク」というのは、布片を縫い合わせて1枚の大きな布を作る手芸で、
綿、裏布と3層に合わせてキルティングしたものを「パッチワーク・キルト」といいます。

今回、
彼女は、私の赤ちゃんのために「べビー・キルト」”赤ちゃん用の小さいサイズのおくるみ”を作ってくれます。

今まで、従姉妹の赤ちゃんのためだったり、友人の赤ちゃんのためだったりと、作っては、出産祝いとして贈ってました。
母は、私の赤ん坊(彼女にとって初孫)に、やっと、やっと…ベビーキルトを作る事ができます。

母は、数え切れないほどの作品を作っては、コンクールに出展したり、
たくさんの生徒を抱えている現役の先生で、1週間のスケジュールが、ビッシリ教室運営で埋まっています。

仕事ではなく、生まれてくる孫のために作るというのは、本当に喜びだと思います。



こんにちは、赤ちゃん

2011年01月19日 | 妊娠初期(1~15週目)
これが、先日のエコグラフィ検査の映像です。

指しゃぶりをしているのかな…?
眠たいのかな…?

まるで、宇宙船にいる宇宙飛行士のように子宮の中で、
自由にぐるんぐるんと回転をしたり、
手足を動かして、遊んでいるように見えました。


へその緒(さい帯)が、こんなに太く長くみえます。
しっかりと栄養を摂ってスクスク成長してほしいです。









エコグラフィ検査

2011年01月18日 | 妊娠初期(1~15週目)
昨日、やっと初診のエコグラフィ検査を受ける事ができました。

この日を迎える事を、長い間、夫と待ち続けました。
主治医の紹介で、ラ・シオタ市立総合病院内にある産婦人科のお医者さんに診てもらうため、
昨日、初めて夫と訪れる事ができました。

夫は、2週間前にも、この病院の総合案内と1階(日本でいう2階)にある産婦人科の受付案内に、
「ちゃんと予約は入っているかどうか」を確認するため、1人で伺ってました。
受付の係りの人に、「ちゃんと予約が入ってるので、わざわざ来られなくても…苦笑」と言われたそうです。

夫は、私よりも、このエコグラフィ検査、特に、「初診」に、こだわり、更に心配もしていました。
というのは、「初診で赤ちゃんの背骨サイズを測り、病気の有無を発見する」という重要な検査だと、
彼の説明を聞くまで、全く、私は、知らなかったのです。

「背骨の厚みを測る」という検査は、もし、背骨がちゃんと育っていなかったら、脳の発育に影響があるという事。
夫は、この大切な検査を、ちゃんとクリアできるまで、周りの人に言いたくても、言えない…と、ずっと我慢してきました。

一方、
私は、全く、知識を入れることなく、「エコグラフィで、赤ちゃんが見れる!」と、ルンルン気分♪
そんな重要な検査だと、思いもせず、前日まで、検査の目的を知りませんでした。

さて、このエコグラフィ検査。
9時半の予約でしたが、お医者さんが遅れて到着されたため、1時間遅れで、始まりました。
若い女性のスタッフさんに待合室で名前を呼ばれ、、彼女について、診察室に行きました。
お医者さんはどこだろう…?と、部屋を見渡していたら、「さぁ、始めましょう」と、その若い女性が言われて、
看護士さんかと思ったこの女性が、実は、私の担当医だったので、びっくり!

夫や私の世代と同じこんな若い女医さん、日本でもお会いした事はなかったので、すごくびっくりしました。
とてもキレイな凛とされた女医さんで、妊婦さんに人気が高く、夫は、どうしてもこの女医さんを担当医にしたかったそうです。

診察台に寝そべって、お腹の下腹部分を出し、そこにお医者さんがジェルを塗り、最新式のエコグラフィの検査機器で、
早速、お腹の中を検査していきます。
赤ちゃんの画像が映し出されてたモニターを診た瞬間、何とも言えない想いが込み上げて来ました。
元気に動く赤ちゃんを診て、更に、心臓の音も聞くと、感動…。涙
夫も、すごーく嬉しそうにモニターを診ていました。

羊水に浮かんでいる赤ちゃんは、自由に頭や手足を動かし、子宮の中で、ぐるぐる回転してくれました。
足や手の指のカタチも出来ていて、時折、指しゃぶりをする格好を見せるので、とっても可愛く、嬉しかったです。
目はまだ閉じたままですが、顔のカタチがすでに出来上がっていて、おでこのラインや鼻も見えました。

こんなはっきりと中が見れるとは思ってなかったので、本当に、感動。

すべてが、貴重な体験で、こんな素晴らしい経験をさせてもらえて、幸せです。

夫の協力

2011年01月16日 | 妊娠初期(1~15週目)
妊娠がわかってから、夫が少しずつ家事を手伝ってくれるようになりました。

元々、夫は、「趣味が料理」で、日常的に(ほとんど毎日)料理をするので、結婚前から、全く、問題がありませんでした。

妊娠後、益々、彼の腕に磨きと拍車がかかって、いろいろな料理を作ってくれます。
とは言っても、私も、妊娠してから、味の好みが激変したため、自分で好きなものを作って味わうことに喜びを感じるようになり、
率先して、台所にたつようになりました。

2人で手分けをして料理をすることが日課となり、日本料理は私が作り、イタリア・フランス・スペイン・アラブ料理などは、夫が作ります。

2人が食べたい料理レシピが合わなければ、食卓に全く違う2種類の料理が並ぶことも…しばしばです。

以前は、食べた後の片づけを、ほとんど私がしていましたが、妊娠がわかってから、夫が片づけをするようになりました。
食べた後は、誰でも片づけが面倒ですが、夫が率先して、片付けてくれるようになって、助かります。
彼は、「僕がするから、座っといて」と言います。

買い物も、仕事帰りに、スーパーマーケットに寄って、必要なものを買ってきてくれるので、私は、重たい荷物を一切持たないです。
これも、妊娠前から、夫の仕事でした。

洗濯は、以前は、私が主にしてましたが、妊娠後、夫がするようになりました。
洗濯機は、1階のワインなどが保管してある倉庫にあるので、階段の上がり降りが苦となった妊婦さんには、かなり重労働。
夫が、仕事を終えて、家に戻ってきて、少し休んだ後、夕飯前に洗濯をしてくれるようになり、助かってます。

フランス人だからか?欧米人だからか?何だかわからないけど、亭主関白な人とは無縁で、
私の生理用品や下着も、平気で購入できる男性が夫で、本当に良かったです。

最近、遅ればせながら、夫は、自動車学校に通うようになりました。
これは、私が妊娠する2ヵ月~3ヶ月前に、彼が授業料(日本と同額)を払ったので、タイミング的に良かったです。
今は、仮免許の段階ですが、出産前後に、免許が取得できれば、良いのになぁ…と願っています。


我が家には、私が「金魚が飼いたい!」と言ったため、金魚が2匹飼ってあります。
妊娠前は、水槽の水換えを私がしていましたが、重すぎて、困難となり、現在は、夫が世話をするようになりました。

なんでも夫が家事をこなすようになって、私は、本当に助かってます。


あけましておめでとう

2011年01月09日 | 妊娠初期(1~15週目)
2011年を迎えました。

先週の金曜日から、個展の開催が始まり、バタバタと忙しくしていましたが、
やっと日曜日の今日、お家でゆっくりと過ごす事ができました。

身体の調子は、基本的には良好。

でも、9~10週目を過ぎた辺りから、ベットで身体を起こすのがしんどくなってきました。
上手に起きないと、急に上半身を起こすと、お腹に響いて、イタタタ…。
屈折した格好が、少し困難になってきて、お風呂の湯船の排水溝に溜まったゴミを取る事や、床に落ちたものも、
上手に取らないと、ちょっとキツイ…。

個展を迎えるにあたって、母から強く「絶対高いところに登って作業をしないように!」と言われていたので、
お店の店長さんに手伝っていただきました。

あれやこれやと、今までいろいろ自分で出来ていた事も、もう、無茶が出来ないので、ゆっくりと落ち着いて、
慌てないように、慎重に、動作をしてます。

今年は、私にとっても、夫にとっても、劇的に変化せざるおえない立場となります。
今まで、「親になる」という事がどういう事が、ちっともピンと来なかったのですが、
2人で、いろいろ生まれてくる赤ちゃんについて話す度、少しずつですが、自覚しはじめています。



個展の様子。




ゾウさんの絵は、小さいお子さんがいるママさんたちに人気。