あれよあれよ、と、2016年が明けました。
結婚し、フランスに嫁いで、5年?いや、6年?(ちょっと、計算ができない)
日本の私の実家は、「冬は、雪が降る」ため、道路も雪で遮断されやすく、
しかも、フランスから日本へ帰る飛行機も、北路を通るので、いつも、
年末・年始は、ここ暖かい南フランスにて、何事もなく、過ごしている。
でも、6年も、同じところで、過ごしていると、
「年越し蕎麦」も「おせち料理」も、「お雑煮」にも、全く親しむ事ができず、
それに、娘にも、夫にも、日本のお正月を味わってもらいたい気持ちになる。
娘は、雪さえ、知らない。
フワフワの綿毛を、雪に見立てて、雪だるまを作るのが精一杯。
こういう気持ちって、贅沢なんだろうか…?
確かに、本物のサンタクロース風な人にも会えるし、フランスの伝統的なクリスマスを味わう事もできて、
しかも、夫のクリスマスの手料理も美味しいから、それは、それで、良い。
贅沢を言っているわけではなく、
やっぱり、故郷のお正月を味わう機会が、この先、娘と夫にあれば、どんなに良いか?と、感じる。
ちょっとは、違った国で、お正月を過ごしてみるのも、人生の中で、あっても良いって感じる。
昨年のパリは、大変だった。
すべてが上手く行くとは思わないけど、せめて、治安が良く、安心して過ごせる毎日であれば…と、
願わずにはいられない。
ここ南フランスでは、伝統的工芸「クレーシュ」
すべてが、ミニチュア陶芸作品で、できている。
ラベンダー畑まである☆
このクリスマスの時期は、こうして、クレーシュを、各家庭で組み立てて、イエス・キリストの生誕を祝う。
全体写真。
滝が流れている…。
今年も、3人の王様が、イエス・キリストの誕生を祝いにやってきた日(1月6日)に、
隣人のダイナミックなクレーシュを、娘と観に行きました♪
年末・年始、
娘と夫は、映画館へ足を運び、ポップコーンを食べながら、楽しく観賞しました☆