ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

家での学習

2020年03月24日 | 8才半~9才
前代未聞の「外出禁止」が発令されて、1週間。

娘は、「学校閉鎖」と「学校休み」を混ぜて考えていて、
普段、教室でする学校の授業課題を、家ですることを、「宿題」と、勘違いしていた。

担任の先生と、娘のクラスの保護者は、インターネットのコミュニティー・チャット(回覧板)を利用して、
意見や疑問を出し合い、交流。

先生は、授業の課題を、インターネットのアプリケーションを使って、PDF(プリント用紙)式にして、配布。

子どもの学習速度は、皆それぞれ。
個別に出された課題の場合、「ウチの子が、どこまで、学校でしていたか?」保護者は把握し、
1日分の授業の課題を確認し、プリントアウトして、その用紙を、子どもに渡して、「1人でさせる」。


担任の先生からの提案で、1日の「時間割表」を作ってみた☆
こうすると、娘にも、どの時間に、何をするのか?が、一目瞭然で、学習もしやすい。

自宅での学習。
今まで、ただ、子どもを学校に通わせていただけだった親が、
「新型コロナウィルス」の影響で、先生に代わって、こんな細かな作業をする事となった。

「フランス語」は、1時間。
「算数」は、1時間。
これだけは、必ず、学習させるように、先生から指示があった。

「算数」の場合、まだ、小学3年生のためか?添削作業は、親がするように、指示された。

他にも、フランスならでは?で、デッサンや、ゲーム、日曜大工、家庭菜園、そして料理などの
家で出来るアクティビティを、充分させるように、とも指示があった。

子ども用の「ヨガ」教室のホームページ案内もあった。

娘は、学校では「仕事をする場所」。
家では「リラックスする場所」と、環境によって、分けて考えていたので、
「家で仕事するなんて・・・」と、ウンザリ気味。

分からないでもない。

ただ、ここ最近、私は、日本語教室の仕事で、日々が流れていて、
娘の学校での授業内容も、ほとんど、小学校へ入学した頃に比べて、把握していなかった。

そこへ、思わぬ展開で、すべての日本語教室が出来なくなり、その代わり、家で、娘の学習を看て、
1日中、彼女と付き合い、「親子で、こんなに一緒にいることも、久しぶりだな~。」と、昔の頃を思い出した。

普段、日中、仕事ばかりで、家にいなかった夫を含め、いきなりの「外出禁止」発令で、
少なからず、こう感じるフランス人の親は、多いと思う。

まだまだ、始まったばかりで、しかも、「外出禁止」がいつまで続くのか?期限がなく、
先が見えず、不安も増す中、少しでも、前向きに、「今を楽しもう」と、心がけている。


我が家では、毎年恒例の「バルコニー家庭菜園」
今年も、新しい種を植えた。


天気の良い日は、日光浴をしながら、デッサン。


親子での「お菓子作り」教室も、我が家では、いつもの風景。