3月17日に、「外出禁止」が発令されて、早くも、2ヶ月が経つ。
そして、今月11日の月曜日、「外出禁止」が、解除される。
振り返ると、長いようで、短かった、この前代未聞の「外出禁止」。
当初は、こんな細かな指示に、とまどい、娘の学校閉鎖に合わせて、一日中、家での学習に明け暮れた。
夫は、店頭前の1m間隔の行列により、買い物もままならず、普通の生活が、激変。
今まで味わった事がないストレスに駆られた。
「コロナウィルスに感染したら」という恐怖と、外出先で、警察官に検問され、
外出許可書の書き方に間違いがあり、「罰金を取られたら」という恐怖の板ばさみな毎日。。。
戦後生まれの世代、こんな経験、今まで誰もしたことがない。
8才の娘は、「コロナに、うつったら大変だから」と、外出を嫌がった。
季節は、春。
気持ちのいいピクニック日和が続く天候に、外に出ることを嫌がる娘を見て、ため息が出た。
幸い、南フランス、ラ・シオタは、自然が多く、家や隣近所も、みんな庭を所有しているので、
娘の気分転換のために、毎日、庭で、過ごす事ができた。
隣の家の庭を訪問したり、同じ通りのクラスの友達の家の庭にも、遊びに行き、
少しずつ、以前の生活を取り戻していっている。
隣の家とは、もう、10年以上のお付き合い。
こうして、ローズでいっぱいな庭の中で、過ごさせてもらう事も、しばしば。
このお家は、日本にも遊びに行くほどの親日家。
裏庭には、紅葉の樹まである。
学校の課題。
「生活科」の観察記録を作成するため、モミジの葉をいただき、画用紙に貼り付けて、観察報告。
先日、
フランス大統領による、小学1年生の教室での、テレビ・インタビュー、生中継があった。
動き回るのが、当たり前な小学生に、各児童の机の間隔は、1mに設定。
文房具の貸し借りは、もちろん、禁止。
例えば、消しゴムを落とした場合、コロコロと、おむすびの様に転がり、
隣の子の机とイスの間に、拾いに行く事も、ある。
先生、どうするんだろう・・・?
子ども同士が感染するんじゃないか?と気がかりで、授業に、身が入らない。
各教室には、児童15人までの制限。
1m間隔に、15人分の机を並べることが出来ない。。。
そして、2時間毎の、教室消毒。
消毒する専門職員は、足りるんだろうか・・・?
一斉に、同じ時間に、各教室を、手分けして、消毒しないと、授業開始時間に間に合わない。。。
様々な問題を抱えたまま、学校は、再開する。
ただ、今は、
「コロナと共に生きる」しか、方法が、ない。
中学校では、「マスクの義務化」が、始まる。
近所のママ友は、中学教師をしていて、「マスクして出勤。。。」と、ぼやいていた。
そう、マスク。
フランスでは、「マスクがない」と言われ続けていたのに、一昨日から、急に、大量のマスクが店頭に。
昨日、夫は、薬局に行き、マスクを購入してきた。
50個入りマスクが、な、なんと!5,000円。
こんな薄いガーゼ1枚が、100円。
コロナウィルスで、世界中が激変。
みんな、それぞれ、人生や価値観が、大きく変った・・・。
「外出禁止」の生活に慣れるまでに、時間がかかったのと、同じように、
以前の生活に戻るにも、また、相当の時間がかかる。
今後、外出する際は、マスクがいる。
公共交通機関を使用する場合、着用していなかったら、罰金。と、「外出許可書」の代わりに、あらたな、罰金制度。
どこまでも、罰金制度なフランス社会。
義務化になったマスクと、必要なくなったけど「外出許可書」は、必ず、持参。
感染予防に、アルコール・ジェルも、もちろん、忘れずに。
うーん。。。不安。
やっぱり、しばらく、外出は、なるべく控えよう。。。と、娘の顔を見て、無言で、考えたりする今日この頃。
5月の終わり頃まで、咲き誇っているローズ。
フランス語の文法の課題制作。
そして、今月11日の月曜日、「外出禁止」が、解除される。
振り返ると、長いようで、短かった、この前代未聞の「外出禁止」。
当初は、こんな細かな指示に、とまどい、娘の学校閉鎖に合わせて、一日中、家での学習に明け暮れた。
夫は、店頭前の1m間隔の行列により、買い物もままならず、普通の生活が、激変。
今まで味わった事がないストレスに駆られた。
「コロナウィルスに感染したら」という恐怖と、外出先で、警察官に検問され、
外出許可書の書き方に間違いがあり、「罰金を取られたら」という恐怖の板ばさみな毎日。。。
戦後生まれの世代、こんな経験、今まで誰もしたことがない。
8才の娘は、「コロナに、うつったら大変だから」と、外出を嫌がった。
季節は、春。
気持ちのいいピクニック日和が続く天候に、外に出ることを嫌がる娘を見て、ため息が出た。
幸い、南フランス、ラ・シオタは、自然が多く、家や隣近所も、みんな庭を所有しているので、
娘の気分転換のために、毎日、庭で、過ごす事ができた。
隣の家の庭を訪問したり、同じ通りのクラスの友達の家の庭にも、遊びに行き、
少しずつ、以前の生活を取り戻していっている。
隣の家とは、もう、10年以上のお付き合い。
こうして、ローズでいっぱいな庭の中で、過ごさせてもらう事も、しばしば。
このお家は、日本にも遊びに行くほどの親日家。
裏庭には、紅葉の樹まである。
学校の課題。
「生活科」の観察記録を作成するため、モミジの葉をいただき、画用紙に貼り付けて、観察報告。
先日、
フランス大統領による、小学1年生の教室での、テレビ・インタビュー、生中継があった。
動き回るのが、当たり前な小学生に、各児童の机の間隔は、1mに設定。
文房具の貸し借りは、もちろん、禁止。
例えば、消しゴムを落とした場合、コロコロと、おむすびの様に転がり、
隣の子の机とイスの間に、拾いに行く事も、ある。
先生、どうするんだろう・・・?
子ども同士が感染するんじゃないか?と気がかりで、授業に、身が入らない。
各教室には、児童15人までの制限。
1m間隔に、15人分の机を並べることが出来ない。。。
そして、2時間毎の、教室消毒。
消毒する専門職員は、足りるんだろうか・・・?
一斉に、同じ時間に、各教室を、手分けして、消毒しないと、授業開始時間に間に合わない。。。
様々な問題を抱えたまま、学校は、再開する。
ただ、今は、
「コロナと共に生きる」しか、方法が、ない。
中学校では、「マスクの義務化」が、始まる。
近所のママ友は、中学教師をしていて、「マスクして出勤。。。」と、ぼやいていた。
そう、マスク。
フランスでは、「マスクがない」と言われ続けていたのに、一昨日から、急に、大量のマスクが店頭に。
昨日、夫は、薬局に行き、マスクを購入してきた。
50個入りマスクが、な、なんと!5,000円。
こんな薄いガーゼ1枚が、100円。
コロナウィルスで、世界中が激変。
みんな、それぞれ、人生や価値観が、大きく変った・・・。
「外出禁止」の生活に慣れるまでに、時間がかかったのと、同じように、
以前の生活に戻るにも、また、相当の時間がかかる。
今後、外出する際は、マスクがいる。
公共交通機関を使用する場合、着用していなかったら、罰金。と、「外出許可書」の代わりに、あらたな、罰金制度。
どこまでも、罰金制度なフランス社会。
義務化になったマスクと、必要なくなったけど「外出許可書」は、必ず、持参。
感染予防に、アルコール・ジェルも、もちろん、忘れずに。
うーん。。。不安。
やっぱり、しばらく、外出は、なるべく控えよう。。。と、娘の顔を見て、無言で、考えたりする今日この頃。
5月の終わり頃まで、咲き誇っているローズ。
フランス語の文法の課題制作。