毎日が日曜日・・・のようなもの

仕事もリタイア 家での生活を中心に気楽な毎日
明るい引きこもり人生を送っております

「鬼ぎり」を食らう日

2019-02-03 15:18:52 | 日記
お天気に恵まれた
春うららかな日曜日の「節分の日」
豆まきしましたかぁ?♪

私は豆まきはしませんが
地獄色のスープと鬼ぎりを食らってやりました

          
トマトとニンニクたっぷりいれて 地獄の釜でグツグツと

              
あら♪ 湯気で曇っちゃったわね

    
ニンニクとオリーブオイル風味が美味しい

コワイ顔の「鬼ぎり」はぜんぜん怖くなくって パンダかよw

           
私・・・キャラ弁とかこういう類のモノ 
憧れますがまったく下手です センスナッシングです
赤鬼と青鬼を握ろうとおもったら
青鬼用の「青のり」が紛失 どこいった?!

鬼を食らって 厄払い完了

今朝は食料物資を届けてもらいました
・・・・・が
彼の娘がインフルエンザで寝込んでいるそうで
やはり彼も又保菌者であるため
リビングの窓から物資だけを搬入して2分でバイバイ
お大事にぃ

         

     
段ボールに二箱ですね
お米とか野菜とかオヤツとか・・・いろいろです


私は20年以上風邪をひいた事がないと威張っていますが
それはたぶんヒトとの接触があまりない生活をしてきたからとも言えるよね
実際はすごく風邪の「菌」を恐れているの

昔(不動産関係で働いていた頃)
ワンルームの1室がゴミ屋敷化してしまい
業者を連れて見に行った際・・・・
玄関から土足で入りそのまま掃き出しの窓から外に出た 
たった数秒間・・・その部屋のおぞましい空気を吸っただけで・・・

その次の日から三日間悪質な風邪に掛かって寝込んでしまいました
三日も会社を休むなんてシンジラレナイ・・・大病です!!

そんなトラウマもあって
私は「風邪菌」はすごくコワイのよ

菌の話をしようと思ったけれど
今日は節分ですし 「鬼ババ」のお話をします
この世に存在する鬼ババ・・・

実はこのゴミ屋敷化してしまった入居者さんは大人しい大学生でした
大学を卒業して社会人として働き始め お家賃もきちんと納め問題のない入居者さんだったのです

よくある話なのですが
この地域の持ち家さんたちは特にワンルームの入居者に厳しく
小さな問題を大きく膨らまし ことを大袈裟に騒ぎ立ていやがらせをしまくる
そういう鬼ババが一匹いたのです

「あんたね 生ごみの袋の中に桃やの瓶入れたらダメよ やり直しして
「またよ あんたね 生ごみの袋の中に鯖缶の缶詰 見つけたわよ

他人のゴミを漁りまくり個人情報の手紙やダイレクトメールから個人を探し当て
デカデカとドアに注意の張り紙 玄関の前にはゴミ袋放置!

      ワンルームには専用のゴミ置き場が設置されており
      鬼ババの捨てる場所とは異なるのにわざわざチェックしに来ていたんですね
      ゴミ回収業者がやり直しのステッカーを貼るなら解りますが
      鬼ババ お前にはゴミを漁る権利はないんだぞ!

結局彼は「ゴミ」を捨てられなくなってしまったようなのです
ゴミを出す行為が恐ろしくなってしまったようなのです
(すべて後から親御さんから聞いたお話です)
精神もやられ 会社にもゆけなくなり・・・家賃を滞納
この場合 家賃を滞納してくれたから 彼の命は助かったと私は思っております

彼との連絡が不通になったので 北海道の親御さんへ連絡
中に入る許可を頂いて・・・ドアを開けた
・・・・・ら

ロフトの上で半分死にかけた彼を発見したんだそうです
(私は出向いておりません 社長さんですからね uhu)

「生きてます 生きてます いましたよ」
「中は・・・どう
「ゴミの山です 天井まで届いてます お風呂場もトイレもゴミだらけです」
「わかった ご両親に電話するから

翌日には室蘭からご両親がお見えになり
その翌々日には病気の息子さんを抱えて室蘭にお帰りになりました

残されたゴミの山・・・・は
ご両親の全額負担でゴミも室内もピカピカになりましたが

本当に死ぬ一歩手前での発見だったのです

私はヒトがコワイです お化けより幽霊よりも鬼よりもヒトがコワイです
そんな事くらいで・・・と思うかも知れないけれど
私には彼の気持ちが痛いほど解る
私に相談してくれていたら
コテンパンパンに鬼ババをやっつけてやったのに

私は正義を振りかざし 
正義の元ならなにをやっても何を言っても許されると
自分こそ正義だ!と思い込んでいるヒトが一番苦手です

最近のニュースも「鬼」ばかりでうんざりします
でも「鬼」は誰の心の中にも隠れていて
私のようにw あの鬼ババァ コテンパンパンにやっつけてやる!
最高潮に息巻いた時には私の中の鬼が暴れ出しているんでしょうね♪
鬼とは無慈悲なるものなら
同じ鬼にならないように慈悲ある心で接しないとね

室蘭に帰った 彼・・・優しい人たちにいっぱい出会えたかなぁ