五段高原のハイキングを終えて森から出て来たら、空に雲がたくさん押し寄せていました。
これから棚田を撮りに行くのに、日差しがなくなっては大変と急ぎましたが
到着時はすでにすっかり空は雲に覆いつくされていました。
「龍馬が行く」の作者司馬遼太郎が感嘆したいう「神在居の棚田」です。
この近くの街道から龍馬は脱藩しました。
司馬遼太郎が見たであろう棚田は、休耕田が多く往時の勢いはありませんでしたが、
とても美しく整備されており、大切に守られている事が良く分かります。
田んぼの縁に立って写真を撮らなけらばいけないので、
農作業をなさっている方に許しを得るために、登ったり下りたりを繰り返し
「ああ、年を取ったな。」と実感する次第になってしまいました。
いいえ、ハイキングの後だったから息が上がっただけ。うん、そうだそうだ。
どの方も笑顔で「かまんかまん。足元に気をつけんといかんよ。」と言って下さり、ありがとうございます。
みなさん70~80代では?と思われましたが、かくしゃくとしてお元気です。
撮影日は9月13日です。
台風18号の被害が無かった事を祈ります。
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