参加しています写ん歩クラブの月例企画、
「4月の4枚」への投稿です。
4枚の写真で、4月を振り返りました。
東西に広い高知県には、過疎地が多くあります。
でも、どこの皆さんも負けていません。
今月は、元気の出る町や村のご紹介しようと思います。
仁淀川町「上久喜の花桃」。
奥深い山中にありますが、その美しさから上久喜の桃源郷と言われています。
写真の上方に写っている家の、日之裏隆寛さんという方が、
死んだ後の畑が荒れることを心配して、
”花の木を植えれば後々まで皆に喜んでもらえるだろう”と、
五粒の種から花桃を挿し木などで増やしたのだそうです。
2013年にお亡くなりになりましたが、親しみを込めて花咲かじいさんと呼ばれています。
さ
4月上旬、北川村の「モネの庭」をおとずれました。
本家フランスから、世界で唯一その名をゆるされた庭の美しさはさすがです。
印象派の巨匠クロード・モネの愛した庭を忠実に再現していて、
ここが高知の片田舎だということを忘れてしまいます。
何度もフランスに渡り、フランスのモネの庭の庭師さんにも来ていただいて
苦労の末に完成しました。
三原村の「星ヶ丘公園」に、今年初めて鯉のぼりが泳ぎました。
夏場は睡蓮で、この池が埋め尽くされます。
秋にはヒメノボタンやオミナエシが咲き、訪れる人が絶えません。
高知県の西南にある人口1500人に満たない小さな山村ですが、
工夫がいっぱいで、
ここに来るたびに元気をもらいます。
いつまでも残ってほしい、なつかしい風景がたくさんある場所です。
こちらは、四万十町十川の四万十川「鯉のぼりの川渡し」。
日本で初めて、鯉のぼりを川渡しをした場所です。
今から50年ほど前、鯉のぼりを飾ってもらえなくなった子供たちの不満を聞いた青年団の方が、
よっしゃ!と、鯉のぼりを集めて川渡ししたのが始まり。
今では500匹が大空を舞っています。
今年はコロナのために、3年ぶりの開催となりました。
まだまだたくさんの、元気な田舎がある高知県です。
またご紹介できればと思います。
4月掲載写真
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