もんぱの北海道たより

現在、北の大地在住。寒がりのうちなーんちゅ(沖縄県人)が、日常のあれこれ!!書いています。

春になったら苺を摘みに

2019-01-05 11:12:51 | 本ネタ

梨木香歩 (なしき かほ)

著者が、学生時代を過ごした英国の下宿「ウェスト夫人宅」

そこを中心に著者は、イギリスという国でイギリス人だけでなく

様々な人種の人たちと出会い、色々なことを学び知っていく。

イギリスの風景・ウェスト夫人の故郷ニューヨークの風景が、

文章の間に映像として浮かび上がってくる。

あーーーイギリス行きたいーー。

 



BATTLE ROYALE

2019-01-05 11:11:03 | 本ネタ

高見広春 (たかみ こうしゅん)

ボリュームの666ページ。

しかも、2段刷り!!(驚)読み応えあるぅ。

ビデオを先に見て、原作が読みたくなった。

映画とストーリーは若干違うけれど(映画が変えてるのか(汗))

最初は、「何故、中学生」!?

しかも1クラス、生徒同士で殺し合いをさせる・・・

残酷だ・・・と思った。

けれどこの本は、今の日本の政治に対する批判

「このままでいいのか」と訴えているように思える。

描写は残酷だけれど、この小説の根底にあるものを見抜けたら

その政治家は大物だ。


「パタゴニア」~あるいは風とタンポポの物語り~

2019-01-05 11:10:06 | 本ネタ

椎名誠 (しいな まこと)  

この1冊は、今まで私が持っていた椎名さんのイメージを変えた1冊!!

風=椎名さん、タンポポ=奥様

副題についた「あるいは風とあるいはタンポポの物語り」が

パタゴニアの話よりも非常にインパクトが強かった。

紀行文というより、「夫婦の絆」が感じられる温かい手紙の様な本だと思う。

 



日本のしあわせ

2019-01-05 11:08:37 | 本ネタ

廣瀬裕子(ひろせ ゆうこ) 

日本の「春夏秋冬」が一冊の本に凝縮。

写真と文章が溶け合って、気持ちを柔らかくしてくれる。

「端午の節句」・「柏餅」・「茶道」・「初詣」。。。

日本の「慣わし」を再認識。

(季節の)音達にまで耳を傾け、文章化している。

素敵だなぁ。

日本の「美」が感じられる癒しの一冊です。