月岡芳年 月百姿
『卒塔婆の月』 (そとわ[ば]のつき)
明治十九年届
歩き疲れ 朽木に腰をかけて休んでいる小野小町
小野小町は、平安時代前期の歌人
生没年不詳
国立国会図書館デジタルコレクション 007
能楽「卒都婆小町」より
ところは摂津の国阿倍野 ときは九月
高野山の僧が道端の朽ちた卒都婆に腰をおろしている老婆を見て
ほかの場所で休むように諭し、卒都婆は仏体そのものであると
その功徳を説いて聞かせる。
ところが老婆は 僧の言葉に一つ一つ反論し
迷悟は心の問題で世界は本来無一物と気付けば
仏も衆生も隔りはないのだと論破するので 僧は恐れ入る 。
僧が老婆に名を尋ねると、老婆は「小野小町のなれの果てだ」 と
明かしました。 小町は美貌を誇った往時を懐かしみ
翻って老いを深めた今の境遇を嘆く様子を見せた後
狂乱状態となり 百夜通いのありさまを再現する。
今日の共有
ガラスの部屋 ペピーノ・ガリアルディ
おはようございます。
『卒塔婆の月』
・・・・・絶句・・・・・しかし よくよくと見れば両足を揃えて身なりは粗末なれど。
高野山の僧と対問答をするとは流石にてごさいますなぁ~
あの巷を騒がせた吾人が目の前に我と問答をなさるとは僧も恐れ入ったでしょう。
なお「小野小町のなれの果てだ」と我が身分をさらしている。哀れと申すべきなのだろうか。
「花の色はうつりにけりな
いたずらに我が身よにふるながめせしまに」
光陰矢の如し 悔いのない人生を送りたい
この詠はいつ頃詠んだのでしょうかね~月岡芳年は月を雲に隠さずに描いている。あはれなるかなと。
最後は狂乱して百夜通いのありさまを再現する って自害なぞは考えなかった!
だよね。人は意識的じゃないと己から死を選択できないのじゃないかな。私みたいにね。
えーーーーーっ
『ヒロシ』です♪じゃん びっくりした!ペピーノ・ガリアルディ
イタリアのピアニストだったのね~やっぱりピアノはいいなぁ~
ブロ友さんはギタリストばかりだもんな~最初の画面←いいね!「LoveRain」思い出した!
楽しかった!ありがと。この曲見つけた時の狐さまの顔が見えそう~~
じゃ またね。明日は雨だね。今日も朝から忙しいのにごめんね。ありがと。
じゃ またね。2回目ね。うふふ。ラロロラロレ
おはようございます。
創作とはいっても小野小町を百歳のホームレスにするとはすごいよね!
狂乱からさめると 悟りの道に入ろうと志すそうだから
何歳まで生かしておくのだろうか??。
花の色・・・ 謎の美女だから検索しても出てこないけど
後宮に仕えていたのが850年頃てあるから そこから妄想するに25歳位じゃぁないかな?
アラサーだね! 75歳没説があったよ。
月もだけど 笠に比べ着物が随分きれいだよね 柄もハッキリでてる
今日はここ突っ込んでなかたけど やはり女性の心づかいか。
やはりはねサンはやさしいな。
『ヒロシ』ですどうだった?「私みたいにね」に少しひっかかったけど
音楽のせいではないよね
休日明けは憂鬱だけど 美味しいもの食べれば元気出てくるよ。ラロロラロレ