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万両、南天、蝋梅、松

2011-01-02 | Weblog
2011年1月2日(日)

町田にある実家の庭から
持って来た枝を飾ったら、
お正月らしく華やかになりました。

万両について調べてみると、

・万両、百両、十両は薮柑子(やぶこうじ)科。
千両は千両(せんりょう)科。

・万両の実はずーっと長い間残る(冬にできた
実が次の冬まで残っていることもある)。
・正月の縁起物に使われる。


・万両と千両の名前の違い。
千両は葉の上の方に実をつけるので 鳥に食べ
られやすく、万両は葉の下に実をつけるので
食べられにくく、
その分、実がしっかり残るから・・。
または、万両は垂れ下がり、千両は上向きに
つくので、万両の方が重い、千両は軽い、
とのことから名づけられたともいわれる。
(諸説あります)
百両や十両はそれらに比べ背が低く、実の数も
少ないからことから、こう名づけられた、
との説があります。

百両 → 葉っぱが細長くギザギザがない。
千両、万両より背が低い。
十両 → 百両より背が低い。葉っぱギザギザ

ついでに、南天も調べてみました。

・福寿草の花と南天の実とセットで
「難を転じて福となす」という縁起物の
飾り付けがされることがある。
(特にお正月に多いですね)。また、
無病息災を願う「南天の箸(はし)」というのもある。

・京都の金閣寺の床柱は、南天の材を使っているそうです。

私は、百両と十両があるとはしりませんでした。
面白いなー。

ちなみに万両の花言葉は、
寿ぎ、陰徳、徳のある人

陰徳とは「陰徳有る者は必ず陽報あり」で、
すなわち「人知れず善い行いをしていれば、必ずよい報いを受ける」と言う意味です。
人が見ていない所でどこまで徳を積むかということが大切だということですね。

老子によりますと、徳の行為には、さらに上徳と下徳の二つに分類できる、と言うのです。下徳というのは、
「徳を積もう」「徳を積まなければならない」と自我意識をもって徳を積む行為ですが、上徳というのは、そうした自我意識
を持たないで、少しも報いを求めずに無為にして人を愛し、無為にして善の行為をすることです。そして、聖人は上徳を行なう、
と老子は説いています。

人が見ていようがいまいが善い行いをすると気持ちいいもんです。そんな気持ちを大切にしていこう。