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先日、アラモアナビーチパークを歩いていたら、写真のような流木を見かけました。その日は引き潮だったのでしょうか。岸にこんな大きな木の幹が流れ着いているのは、これまで見かけたことがありません。
そこで思い出したのが、女神ハウメアの神話。以下、ご紹介しましょう。
女神ハウメア(女神ペレの母)は、世にも不思議な木を持っていました。葉は次々に色を変えるし、その大きく美しい花は高らかに唄を歌います。
ハウメアの不思議な木はある夜、暴風雨のためマウイ島の川岸から海に流され、いくつものパーツに分かれて各地に漂着。大きな枝はハワイ島カイルアコナの浜辺へ。枝には魚を引き寄せる魔力があり、枝の周りで魚が飛び跳ねている様子を見て、人々は驚愕。枝は島の酋長にマカレイと名づけられ、神として崇められるようになりました。
そしてもう一つの大きな枝はマウイ島の某所に流れ着いて神像に仕立てられ、さらに大きな幹もまたマウイ島の別ビーチに流れ着き、やはり神像に。その立派な神像には強力なマナがこもり、所有した酋長はみんな幸運に恵まれ、神像の神通力はハワイ中に轟いたとのでした。
…アラモアナの浜辺に流れ着いた木の幹を見て、こんな神話を思い出していた私。連想ゲームのように次々、いろいろな物語も浮かんできたのですが、それはまたの機会にお話しすることに致しましょう。今日はこの辺で失礼しま~す!
神話で連想ゲームなんて、めちゃくちゃ楽しそうです。それだけ潤沢な知識がある証拠だし、なんだか、とってもじゅん先生らしくて、ステキだと思います。
是非、続きをシェアしてください。楽しみにしています。
ふとハウメアに関連した、だいぶ前に投稿された記事を思い出し、調べてみましたら、ヒューエット氏のお話でした!(21年11月7日)姿を変える力も持っていたというハウメアとハウの花のお話。
本当、面白いです〜、じゅん先生のブログ。
私のブログを面白いと言ってくださったのは、ノリコさんだけ。
とってもとっても光栄ですー。
さてハウメアのことは、ご指摘のように以前何度も書いていますよね。
特にその化身であるハウの花は繰り返し?
ハウメアってあまり一般的な女神ではないかもなのですが、なぜか気になる女神です。
もっともっとハウメアの神話を発掘したいです!