祈りの日の前に……

最近は。

朝から毎日の様に

新型ウイルスの話題ですよね。

自分が感染して苦しむのも怖いし

家族が感染して

苦しむ姿を見るのも怖い。

肺炎と言えば。

私は生まれてすぐの時

肺炎にかかったらしい。

「今夜が峠でしょう」と

医師に言われたそう。

母は昔からそれを繰り返し

私に言って来た。

それは。　

助かって良かったわね。なのか

助けてあげたのよ。の意味なのかは

よくわからなかったけれど。

幼い頃の私。

そして、まだ若い頃の私は……

あの時

助からない方が良かった

と、思うことの方が多かった。

私はいわゆる

HSPやエンパスの類いの

人間だと思う。

共感力が強すぎる。

怒ってる人に接すれば

怒りが湧いて。

悲しむ人を見れば

涙が流れ。

落ち込む人がいれば

凹む。

人の感情に巻き込まれ

人の感情に流される

そんな感じ？

人と話す時は

いつも言葉を選び

人と接する時はいつも

嫌われたくないと思ってしまう。

当然

そんなことを続けるのは

苦しいこと。

　

人の顔色見て

言葉を選んで

それで万人が

私の事を好いてくれるなら

問題はないけれど　　

世の中全部の人に好かれるなんて

所詮無理なこと。

神経質な感情の人間は

かえって嫌われたり

仲間外れにされることの方が

多かった。

生きていて

苦しいことの方が

多かった。

生きていたくない。

何度も思った。

でも。　

人生も半分を越えた今。

私は生きいる。　

毎日が幸せじゃないけど

毎日が不幸じゃない。

自分を苦しめる体質は。

誰かが嬉しいと

自分も嬉しくなる。

誰かが笑顔だと

自分も幸せな気持ちになる。

そんな体質でもある。

明日は祈りの日。

東日本大震災のあった日。

どれだけ生きたかった人が

いただろう。

どれだけ苦しんだ人が

いただろう。

生きるのは使命でも義務でもない。

命は夢や希望で手に入らない。　

命はお金で作れない。

今は今。　

人の命の上に人の命がある。

人間は生かされて生きてるものじゃ

ないと思う。

命があるから生きている。だけ。

誰が良くて

誰が悪いわけでもない

そんな風に感じる

この

祈りの日の前日なのでした。

誰もがゆっくりのんびり

平和に暮らせる日が

１日も早く戻りますように。

こんな時だからこそ

心のリラックスも大事ですね。