毎日毎日増えていく感染者。
花かんざし。
このマーガレットも。
数字を聞くたびに
益々怖くなっていきます。
ここまで日本が酷くなる前の
海外のニュースで
とても考えさせられる言葉を
聞きました。
日々増える感染者に
医療機器が足りなくなり
お医者さんが言った言葉。
20代の患者が運ばれて来たら
今使っている90代の
酸素吸入器を外します。と。
賛否両論があるのはわかる。
でも
決断をしなければならない時だと。
とても悲しくて
とても苦しい決断
だと思いました。
本当は体力の衰えている高齢者に
使いたいかもしれない。
でも
これだけ死者の出るウィルス。
助かる可能性。これからの未来。
それを考えると
その決断を責めることなんて
誰にも出来ない。
その時は『海外のこと』と
見ていたニュースだったけれど
今の日本は、これが
よその国の悲劇。
ではなくなって来ているようです。
今朝の情報番組で。
医療現場では
増え続ける感染者のために
心と体を傷めながらも
必死に働いている人がいるのに
その現場で働く人の子供が
保育園などで
まるで感染者かのような
差別を受けているそうです。
親としては。
自分が必死で働けぱ働くほど
子供が差別扱いされ
悲しい思いをしているなんて、
自分の今の環境以上に
苦しいに違いない。
でも。
医療現場で働く親の子供から
少しでも遠ざけさたいと思う
親の気持ちも
今は責めることが出来ない。
親にとって
子供が感染者になることなど
考えたくもないことで。
少しでも可能性のあるもから
遠ざけたい。
その気持ちも分かるから。
いじめや差別。
普通ならとても悪いことだと
分かるようなことさえ
それはダメ!と、
声を上げられなくなってしまった
今の日本。
感染者が増えると
ウイルス以外のところでも
人の心が病んでいく
みたいです。
花かんざし。
ひとつの鉢の同じ状況にいるのに
緑の葉をつけて綺麗に咲く花や
新しい蕾もつけるものもある中で。
生命力を失った茶色の葉で
枯れていく花もある。
私の育て方が悪いせいでも
あるかもしれませんが……
この花たちが
これからどうのるのか
私にはわからない。
今の日本も同じ……
このマーガレットも。
急激に気温が下がった時
全てが茶色く変わってしまってた。
でも今、またこんなに
蕾を増やして花を咲かし始めました。
この悪夢の様な状況も。
いつかきっと
明るい未来に続いている。
今はそれを信じたいです。