はけたけ宗匠のブログ

本業である刷毛についての話や、日本空手道昇禅会の本部師範として指導している道場の話、趣味の話

春季昇段昇級検定

2009-05-02 16:36:51 | 空手

4月19日、日本空手道昇禅会春季昇段昇級検定が本部道場にて執り行われました。

従来、昇禅会では本部館長の意向もあり、少年部の初段位は非常に少ない傾向にありました。しかしながら、昨年に続き今期の検定にも本部から阿部隼人士君(中1)が初段位に挑戦しました。

少年部にとって特に、1級位と初段位の受験において余りにも格差が大きすぎ、ハードで大変すぎるという事で、数年前から少年部にも指定型の他に指名型1~2を1・2級位受験科目に増やしたり、組手を90秒2ラウンドにしたりと、すこしづつハードルを上げてきました。

そして、今回1・2級位受験者に基本的な裏技審査の項目を追加しました。

そのような理由があっれか、今回の検定受験者は例年と比較するとやや少なめで、早朝より始めた昇級検定は午前中に終了し、11時40分より本部の阿部隼士君の昇段検定に移りまPhoto_2 した。

まずは体力測定から

5本指たて 30回 スクワット100回 腹筋 100回 逆立ち腕立て 15回(年齢数以上)

難なく、クリヤー!!

Photo_3 続いて、指定型「抜塞大」の審査。指名型「平安参段の型」の審査と続く。緩急のリズムもよく、鋭い視線で、なかなか切れのある型を演武していました。上出来。

Photo_5

続いて、裏技、の審査。

足技、手技と審査が進みます。

Photo_6  入身(いりみ)、開身(かいしん)の足裁きに若干のぎこちなさがあるが、前蹴り、回蹴り、外蹴りの蹴り方、蹴り処はOK

その他の蹴り技もまずまずの出来栄え?!

踏み違いによる手技六法の審査。

無難にこなしているものの、もう少し肩が回れば・・・・・

一にも二にも、もっと練習。

Photo_7 続いて、天心古流拳法(柔術)

切紙 居取之位 12手

やられ役をする相手が一転二転して結局、2~3週間前になって、大石弐段(指導員)に相手役(受け手)が決定。

一ヶ月前と比べると、比べ物に成らないほどの進歩、出来栄え。

今後も練習を忘れず、人前で演武出来るぐらいに仕上げてほしい。

Photo_8 最後は、組手の審査。

一般有段者相手に1分5ラウンド

(以前は少年部は3ラウンドでした)

一人目、二人目、三人目と初段位が相手。四人目は大石弐段。そして最後五人目は山田師範(四段)。

少年部の初段位受験で、四段の師範が相手するのは前代未聞。それだけ、阿部君に期待がかかっている証拠だと思います。

この、ハードな組手に耐え、見事五ラウンドの間、攻撃をつづけました。

実は、阿部君、検定開始の1時間ほど前、練習中に、左足の薬指を痛め、痛みをこらえての受験でした。翌日、整形外科で受診したら、左足の薬指第一間接付近が骨折していました。骨折の中、あれだけ頑張れたのはスゴイ。

今後の成長が楽しみだ。もっともっとガンバレ!!

※※審査j結果※※

体力測定、指定型、指名型、組手、合格点クリヤー

裏技、天心古流拳法が、わずかに合格点に達せず。但しトータル平均点は合格点超え。

結論として、5月から7月まで月例の「禅の会」(有段者講習会)に参加し、合格点に達しなかった二種目についての再審査を夏季合宿の際に行い、その間合否判定を保留することとなりました。

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ラグビー総体尾張予選

2009-05-02 14:21:47 | スポーツ

4月29日一宮市の光明寺グランドにて、ラグビーの総体尾張予選準決勝が午前11時より一宮高校と一宮西高校で行われました。

01我息子は、数日前よりの風邪をひき、咳と頭痛を抱えながらの出場でした。朝方はやや辛そうでしたが、6番のユニホームを着けてグランドに立ったときは、気合を入れて、なんとかパワフルに奔走していました。

結果は17(前半10 後半7)対14(前半7 後半7)で02何とか一宮西の攻撃を抑え、勝つことが出来ました。 次は5月2日の一宮工業との決勝戦です。

県大会へは2位まで出場できるので、まずは一安心です。

試合の翌日、風邪がひどくなってきたので、病院へ行ったら、もう少しで肺炎になる一歩手前の状況ということで、30分程の点滴をしてもらい、翌日も点滴に来るようにいわれました。2日の点滴終了後、登校し、部活にも参加しましたが、大事を取って2日の試合は21番だそうです。今日の試合は出番が無さそうですが、出番が来れば思いっ切り頑張ると言って出掛けていきました。

出来れば一宮高校が、今日の決勝戦も勝って1位で県大会へ進んでほしいと願わんばかりです。