思う・学ぶ・発達支援 心のケア サイト

特別支援教育の実践情報など。また,日々の喜びを見つけ、よくする手立てはないか考える、成長・教育のサイトです。

スプーンの持ち方を変えていくにあたって

2024年01月30日 | 教育
握り橋の形でスプーンを持って食べている。
特別支援学校小5の認知発達が2歳くらいの子。
普通の形でスプーンを持たせていきたい、
と考えた時、
急に持ち方を変えて
無理にさせ続けてればできるというものではないです。

①手首が返せるか
②持ち替えて食べようとする意識があるか

が重要です。その状態によって、

〇手を支えながら食べ始め2~3分チャレンジさせていく。
〇朝の時間昼休みなど、または、自立活動の時間などを使って
 ねじを締める、ぞうきんを絞るなど、手首をかえす、指先を回す、
 運動を取り入れていくとよいです。

ただ単に、無理やりやらせ続けることは、
苦痛を生んで、むしろまったくやらなくなるどころか、
食べることに拒否を覚えるかもしれません。

その子の気持ちを大切に、スモールステップで、
力を少しずつ習得させて、チャレンジしている姿や、
少しでもできそうだったら、激励することです。
やる気が続けば、できる速さも変わります。
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