妻籠の花と道③

2013年05月29日 | 
これは明らかに人の意識によって作り出された産物ですね。とても美しい。    一本の木に二色の花、中には濃淡を変えてさらに複数の色が混在している木もあるような気がします。

 誰もが目を奪われる見事さです。

しかしこちらの山桜の、この配色はどのようにご覧になられますか。

  辺りの木々や、背景に見えている大きな樹、さらにその奥にある青い空、流れていく雲・・・。
山桜の花色があって、旅人は初めて気づき ここのスポットエリアに目を向ける。

ああ、綺麗だ。それだけのことなのですが、地味で見慣れた日本の建築家屋のようにして山桜はそこで棲息し続けているわけなのであります。万葉集だったか古今和歌集だったか、敷島のやまとごころを人問わば・・・・・の歌みたいですね


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