塩カラ?塩ヤ?

2013年05月17日 | 昆虫
 びっくりしました。

こんな早く、 シオカラトンボ(最初そう思いました) がうちの畑にとまっていたのです。普通シオカラさんは、夏ですよね、7・8月の。
 



 朝方の比較的気温の低い時でしたので、苦もなく捕まえることができました。上は生前の様子です。

別室処理の後スキャナー撮りしますと、背中の羽の付け根部分はこのようになっております。  たくましい羽を動かす筋肉群の迫力が感じられます。
で、裏側はこのようになっております。
 上から見るとシオカラトンボ、下から見ると ムギワラトンボ。
この種は シオヤトンボ(塩屋蜻蛉) といい、体長が約43mm、 シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)の体長55mmよりも小振りです。

両種とも最初は ムギワラトンボ(麦藁蜻蛉) の黄色と黒の縞模様ですが、 オス は成熟しますとご覧のような 青白い粉 を吹いてきて区別できるようになります。

シオヤトンボ の方は、粉の吹き方が背中全体・しっぽの先までに及ぶ点で、出現期は4月から6月までです。

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