麦カメムシ

2013年05月18日 | 昆虫
下の写真の頃に比べて、スズメの額畑の 麦の穂 も育って、花をつけています。


稲 の花と比べると、花期が長いようでもう2週間くらいは咲きっぱなし。穂をゆすってみると、おしべ の花粉がつまった 葯(やく) から花粉が振りまかれます。

まだ中身も詰まってきていないはずなのに、はやばやと カメムシ が来て麦の穂にとまっていました。



裏側になります。

 左側に置いた米粒を見て想像するのですが、こやつらは 穀類の 登熟期 に合わせて飛来し、ニュルニュルッ とくちばしを差し込んで栄養たっぷりの 濃いジュース を吸い込むのでしょう。ですが、米粒・麦粒まるまる一個分を吸い尽くすようなことをせずに、チュッと 味見?程度 に吸っては次に行っているのではないでしょうか。

そのせいで、カメムシ被害にあった 穀類は 醜い斑点がいくつも残り、特に米の場合は出荷時に等級が著しく下がったりしますので、農家からは嫌われています。

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