五行説（夏は小腸）

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《小腸は免疫の要》

五行説では夏は火の季節であり、心臓と共に小腸にも注意が必要とされています。

小腸と言えば消化された食べものの栄養を吸収する臓器です。

それともう一つ、あまり知られていないかもしれませんが、免疫の要の臓器でもあります。

腸（小腸・大腸など）には免疫細胞の約７０%が集まっています。

そのうち小腸には約５０%が集まっています。

何故そんなに沢山の免疫細胞が集まっているかと言うと、食べものと一緒に入ってきた細菌やウイルスをいち早く撃退するためです。

夏場は高温多湿のために細菌も繁殖しやすく、食中毒の起こりやすい季節です。

だから細菌に対する最前戦場所の小腸に気をつけておかなればならないのです。

五行説では「夏は小腸に注意！」と遥か昔から伝えていました。

経験の集積による先人の知恵の奥深さには驚かされます。

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