宮本哲也著「教育論」:副題の「The Art of Teacting without Teacting」という文言が引っ掛かる。著者は副題を無手勝流と訳している。「学校教育にはない教育の技術」と訳すのが相応しい。
西村和雄・和田秀樹著「勉強嫌いに誰がしたのか」:勉強嫌いにしたのは「受験勉強が得意なあんたらだよ。」の域を超えないつまらない著作だ。
三村隆男著「キャリア教育入門」・柳井修著「キャリア発達論 副題 青年期のキャリア形成と進路指導の展開」:大学全入が可能な時代を迎えて、高等学校でのキャリア教育は確実に重要性を増す。キャリア教育が進路指導の中核を占めることになる日は近い。キャリア教育を担う者の質が問題だ。