脱構造主義、ポストモダンの旗手のように言われるデリダ自らはそのことに否定的だ。しかも彼の著作は難解極まりない。数冊の著作を読んでも正体が掴めないというのが本音だ。今日は広島中央図書館でその『デリダ伝』(定価はなんと1万円)に加えて、おそらくは「哲学的カウンセリング」と翻訳すべきなのだろうピーター・B・ラビン著『哲学カウンセリング』(先日ヤフオクで落札できなかった)、心理学的発達の概念を明らかにするためにE・バーマン著『発達心理学の脱構築』、野菜づくりについてもっと学ぶために『有機・無農薬でできる 野菜づくり大辞典』、どうにもうまく行かないアスパラの栽培に期するところあって『レベルアップの アスパラガス栽培』の5冊を借りた。図書館に行く前に食事をした国際ホテル『芸州』近くの古本屋では國分康孝著『カウンセリング・マインド』と河合隼雄著『カウンセリングの実際』、おまけに社会経済史学会編『1930年代の日本経済』をいづれも105円で買った。