朝起きる前、布団の中で
「自分が得意なこと」っていうのを
ちょっと考えてみた。
…… 思いつかないなあ。
昔は「人間に興味がある」人だったから
人の話を聞くのは好きだった。
でも、上手だったわけじゃないし。
20年に10回引っ越してた頃には
多少は「引っ越しに慣れた」気もしたけど
業者さんとの交渉その他
メンドクサイことは家族の担当だったし。
いろんな理由で、いろんな場所で
「ガマンする」とか、「耐える」とか
必要に迫られてやってきたけど
そんなこと、得意なはずないし。
ずうっと無職の主婦(モドキ)だったから
仕事上鍛えられたことも
求めて身に着けたことも、ない。
長く続いた趣味ってのも
(強いてあげれば)映画と本。
あとは近所の散歩くらい。
習ったり、学んだりしたことがあっても
ほんの一時期。身につかない。
興味を持つことがあっても
なぜか「深く」ならなくて
「得意」レベルには届かないまま。
となると、う~ん……
自分って、ほんと
「なんにもないヒト」なのね。
あ、でも
「よくそんなに、何もせずにいられるわね」
って、言われたことはあったなあ。
それも、当時はとても親しかった人から。
そうかあ、人はもっともっと
積極的に「何かする」んだ。
わたしはこれで精一杯なんだけどな~
なんて思った。
メンドクサガリで、モノグサで
せずに済むなら、何もしたくない。
思い返すと、わたしの場合
長い間、望んできたのは
願い続けた「見果てぬ夢」?は
「緊張せずに、肩の力抜いて
ただただリラックスして過ごす」こと。
だから、ヒマな時間ができると
映画観て、手に入る本読んで
それだけで十分シアワセ。
それすら出来ない時期も
結構長かったと思う。
でもでも……
もうすぐ71歳。だいぶ前から
1日の大半が「自分の時間」
信じられないけど、ほんとにそう(^^;
でも、もっと信じられないのは
それでも「新しいこと」
しようとはしない自分。
1年の大半「うつっぽい」とか
この10数年「化学物質過敏」に
つきまとわれて、行動の自由が利かないとか
そんなことが理由じゃない。
もしかしたら……
わたしは「何もせずにいる」ことが
ほとんど特技なのかもしれないって
気がしてきた。
こんな生活していて
「することがなくて退屈」って
感じたことが一度もないんだから。
履歴書にも書けないし
人にもうまく説明できない「特技」
筋金入りのナマケモノ。
動物のナマケモノは、あれで十分
頑張ってるんだと思うけど
今のわたしは、いつのまにか
「頑張れない」人になっちゃっただけ。
そもそも素質があったからだし
もうそれでいいやって
オナカの底から思ってる… のかな。
(……まで来て、やっと起きる気になった)