昨年の秋、新派の「滝の白糸」を観て以来、ずっと原作を読んでみたいと思っていました。
原作名は『義血侠血』。
う~ん、なるほど。
『滝の白糸』のほうが、水芸の楽しそうなお芝居という感じがします。
実際舞台を観るまで、まさかああいう結末とは思いませんでしたから。
舞台ではわかりにくかった白糸と金さんの馴れ初めや、白糸が金をとられて強盗殺人を犯してしまう心理状態とその状況がよくわかりました。
文語体なので、まるで昔の映画を観ているような雰囲気です。
ただ、地の文が文語体、会話が口語体なのがちょっと慣れるまで読みにくかったです。
明治時代の単語がわからなくて、途中調べたりしました。
それから頻繁にでてくる「渠(かれ)」という代名詞?がいったい誰のことなのか、これまた慣れるまで、大変でした。
それでやっと慣れてきたかな…というところで終わりました。
藍の将棋の駒の着物とか、島田の髪はうっとうしいから結いなおすとか、舞台も全く同じだったんですね。
色っぽい春猿さんを思い出しました。
原作名は『義血侠血』。
う~ん、なるほど。
『滝の白糸』のほうが、水芸の楽しそうなお芝居という感じがします。
実際舞台を観るまで、まさかああいう結末とは思いませんでしたから。
舞台ではわかりにくかった白糸と金さんの馴れ初めや、白糸が金をとられて強盗殺人を犯してしまう心理状態とその状況がよくわかりました。
文語体なので、まるで昔の映画を観ているような雰囲気です。
ただ、地の文が文語体、会話が口語体なのがちょっと慣れるまで読みにくかったです。
明治時代の単語がわからなくて、途中調べたりしました。
それから頻繁にでてくる「渠(かれ)」という代名詞?がいったい誰のことなのか、これまた慣れるまで、大変でした。
それでやっと慣れてきたかな…というところで終わりました。
藍の将棋の駒の着物とか、島田の髪はうっとうしいから結いなおすとか、舞台も全く同じだったんですね。
色っぽい春猿さんを思い出しました。
外科室・海城発電 他5篇 (岩波文庫) | |
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