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早期退職後の日々

十二段草子

2012-12-23 18:10:42 | 古典
義太夫のはじまりは「十二段草子」だと師匠から聞いたことがある。奥州に向かう途中の源義経をもてなした浄瑠璃姫の物語から、語り物が浄瑠璃と呼ばれるようになったとの言い伝えだ。 その「十二段草子」の実物(写本?)を世田谷区上野毛にある五島美術館で見ることができた。 解説に、文字も文章も稚拙だが挿絵には高級な絵の具が使われている、とあった通り500年以上昔の物なのに色あせず朱や金の鮮やかな色が残っていた。 . . . 本文を読む
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