俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

アパロイド化についてのさらなる考察

2009年06月09日 14時03分37秒 | 考察
 考察というか、単に深読みしすぎているだけかもしれないが。

 アパロイド化しつつも生きているピグマ。
 そして生きているのか死んでいるのか、アパロイドに侵食されたのかされていないのかよくわからないジェームズ。
 これらのご都合主義的な現象のかずかずを、なんとか理屈が通るように説明してみよう。

 まず、例えばアリは、巣のなかのすべての個体が、ひとつの意志を共有するような生態を持っている。アパロイドもこれと同じようなものではないか。フォックスが『結局やつは巨大な<一人>だった……』と言ったように、アパロイドのなかで自分の意志といえるものを持っているのはマザーだけであり、そのほかのアパロイドはみなマザーの意志に従って動く手足に過ぎないのではないか。
(もしもアパロイドの個体ひとつひとつが自由意志を持っているのなら、アパロイド同士で喧嘩したり、ナワバリ争いしたり、共食いしたりするはずだが、そんな様子は見られない。あくまで女王に従う忠実な軍隊に見える)

 マザーが配下のアパロイドにどうやって指令を出しているのかは不明だが、おそらくゲートを通じて特殊な電波を送りリモートコントロールしていると思われる。

 さて。ここで、何らかの原因でマザーと通信できなくなったアパロイドがいると仮定してみよう。
 前提として、アパロイドを新たに生み出せるのは、女王たるマザーだけであるとする。ほかのアパロイドはただの兵隊で、侵食・同化はできても新しい個体を産むことはできない。
 星を制圧するために戦っているアパロイドがピンチに陥ると、マザーと通信して助けを求める。(カタリナ基地のファクトリーが破壊されたあとに送り込まれた巨大アパロイドや、ゲート周辺の小型・中型ミサイルが破壊されたあとに送り込まれた大型アパロイドを思い出そう)
 しかし、マザーと通信できなくなった場合、ピンチに陥っても助けは来ない。
 助けが来ない以上、たった一人で戦うのは無謀だ。ゆえに、本来なら激しく侵食・同化して他の生物を取り込むはずのアパロイドは、それをせずに眠りにつく。来るべきチャンスを、じっと待ちながら。

 ピグマを侵食したアパロイドは、フォックス達に倒されたあと、増殖をくりかえしピグマの意識を再生したと思われる。(一度侵食して読み取ったものの記憶や意識はデータとして保存され、再構築できるのではないか)
 だがその時すでに、マザーは滅ぼされていた。ピグマに取り付いたアパロイドは、マザーから切り離され『はぐれアパロイド』とでも言うべき状態になったわけだ。
 はぐれアパロイドの状態で、いくら頑張って侵食をしても徒労に終わることは見えている。マザーからの増援が来ないことは分かっているので、戦ったとしても自分が破壊されて終わりだ。
 ゆえに。はぐれアパロイドは、アパロイドとして生きることを放棄する。もともと女王の意志に操られていただけの存在なので、女王がいなくなればもう意識は残っていない。自然、宿主であるピグマの意識が復活することになる。
 こうして、アパロイドマザーの配下ではない全く新しい種が……『アパロイドピグマ』とでもいうべき新たな種族が誕生したことになる。

 ジェームズの場合にも、同じことが起こったのではないか。
 17年前、初めて現れたアパロイドとの交戦中、ジェームズは侵食を受ける。
 だがその直後、そのアパロイドは倒され、ジェームズの体内に残ったアパロイド組織はマザーとの連絡手段を断たれ『はぐれアパロイド』となる。
 ジェームズの体内で、アパロイドは眠りにつくことにした。やがて増殖すべきときが来るのを信じて。ちょうど、みずぼうそうのウイルスが、治癒した後も体内に潜伏し、やがて宿主が弱ると帯状疱疹をおこすように。

 数年後、ペパー将軍の依頼を受け、ジェームズは第一期スターフォックスとしてベノムを訪れる。そこでピグマの裏切りにより、ジェームズは最後を遂げる……
 だがその時。ジェームズの体内で眠っていたアパロイドが、宿主の危機を察知して眠りから目覚める。アパロイドは朽ち果てたジェームズの体、意識、記憶を再生した。
 ……その一部始終を見届けた男がいた。まだ皇帝を名乗る前のアンドルフ。
 ジェームズの再生を目の当たりにしてかれは驚愕した。そして同時に、自分の野望がさらなる高みに昇って行くのを感じた。
 最高の頭脳を持ちながら、自分はすでに年老いている。ベノムの浄化、惑星改造、コーネリア制圧、移民計画。やるべきことはまだまだあるというのに、己に残された時間は少なく、あとを任せられる後継者も見つかっていない。だが、この力を使えばどうだ? 自分は不死を手にすることができるかもしれない。そして末永く――もしかしたら永遠に――この星を見守り続けられるかもしれないのだ。
 自分の研究所の最も奥深くに、アンドルフはジェームズを監禁する。その体に眠る秘密をすべて解き明かすまで、決して逃げられないように……。

 さらに数年後。
 自らを生体改造したアンドルフは、ジェームズの息子と相対していた。無限に思えた野望は、目の前の小さな生物のせいで潰えようとしている。
 逃しはしない! この星を渡しはしない!
 激情にかられてかれは地下研究所を爆破する。その最深部に自分が厳重に閉じ込めた男のことも忘れて。

 半アパロイド化した体を揺り動かして、ジェームズは愛機に跳び乗る。
 再び息子にめぐり会えたことに奇妙な因縁を感じながら。


 ………………。
 これが『64』ラストの真相だったんだぜ、と言ったらあなたは信じるか!?
 なかなかユメのある話になった。

 アパロイド化したジェームズは、いつもフォックスたちのことを気にかけていて、通信を傍受しているに違いないよ。『コマンド』でベノムに現れたのも、フォックスを助けるためさ!! たぶん。

幻の『スターフォックス2』

2009年06月09日 00時22分56秒 | 『スターフォックス』(SFC)
 そのうち書こうと思っていたところ、HAL-64さんから質問を頂いたので簡単に書いておこうと思う……。
 私もこのことについてはネット上の噂を見知ったに過ぎないので、間違いもあるかもしれない。

 『スターフォックス2』について。
 これはスーパーファミコンの『スターフォックス』の続編として、同じくスーファミで出るはずだった続編らしい。
 けれど結局発売されることはなかった。
 ネットで検索するとプレイ動画も見つかるはず。それを見る限り、きちんと遊べている。完成していたかどうかはわからない。なぜ発売されなかったのかもわからない。
 一説によると、ロクヨンの発売が近づいて『スターフォックス64』の開発が決まったためにお蔵入りになったとか?
 ネットに出回っている映像は、誰か内部の人間が流出させたとか何とかいう噂だけど、本当のとこはわからない。

 内容は、初代『スターフォックス』の続編なので、『64』以降とは設定が違う。新キャラも二人追加されているみたい。

 動画を見ていると、アーウィンの翼が変形して2足歩行するステージもある。ちょっと遊んでみたかったなぁ、発売されなくて残念だな、とも思うが……。
 もしも『2』が発売されていたら『64』が発売されていないかもしれないんだよね。そう考えると……結果的にはよかったのだろうか……。

アパロイド汚染→不死化?

2009年06月08日 14時24分01秒 | 考察
 ジェームズ父さんがアパロイドに侵食された可能性を考えてみる。

(可能性その1)
 『アサルト』でフォックス達が戦ったときに、実はジェームズも影でこっそり戦っていて、そのとき侵食された。

(可能性その2)
 ベルツィーノによると、ライラット系に初めてアパロイドが現れたのは『アサルト』から17年前のことらしい。このときは艦隊がひとつ壊滅するほどの戦いだったそうだから、初代スターフォックスも依頼を受けて戦った可能性がある。すると、そのときに侵食を受けたのではないか?

 どっちかというと可能性2のほうがありそうかな?
 さらに、『アサルト』で死んだはずのピグマが、『コマンド』でなぜか生き残っていることを思い出そう。アパロイドは絶滅したにもかかわらずアパロイド化したピグマは生きている。しかも、失ったはずの自分の意志を取り戻している。
 とすれば。アパロイドに侵食されたジェームズが、ベノムで死んだはずだが実は半アパロイド化して生きている。ということもあっていいんじゃないの?

 結論。ジェームズはアパロイド化していたためにベノムで死なずにすんだ。しかしアパロイド化した体でフォックス達に接触するわけにはいかない。ゆえに、行方をくらまし続けている。

 なかなかユメのある結論になった。これなら『コマンド』でいきなりジェームズが現れたこともきちんと説明できる。すばらしい。

ペッピーの右腕が……

2009年06月08日 11時26分04秒 | 考察
 ニコニコ動画で『アサルト』のムービーを見ていたら……。
 ミッション10の前、グレートフォックスがアパロイドの発進口のシールドを破るために突撃したとき、ペッピーの右腕がアパロイドに侵食されている……!?

 おおお? これは?
 今まで、ペッピーとナウスはアパロイドに侵食されてなかったんだとばかり思っていたけど……実は侵食されていたのか?

 アパロイドマザーがペッピーをマネできたのは、ペッピー本人を侵食したからか?
 と、すると……。やっぱりジェームズ父さんもアパロイドに侵食されたことがあるということになるが……???
 一体いつどこで侵食されたんですか父さん……??

 うーん……なんかよくわからなくなってきた。
 何にしても、この間書いた『ジェームズはアパロイドに侵食されていない』というのは間違いかもしれません。すみません。

E3 2009

2009年06月03日 22時26分56秒 | 日々のつぶやき
『スタフォの新作ねえのかよォォーーーーーーーォオォーーーーー…………』


 深夜1時、E3の任天堂カンファレンスを前にしてワクワクして眠れず、パソコンで任天堂E3特設サイトに貼り付いていた。(ロスアンゼルスの会場から、発表の様子がリアルタイムで流れたのです。しかも同時通訳されたので日本語で聞けた。この映像は任天堂ホームページで見ることができます)
 『ニュースーパーマリオブラザーズWii』。
 『Wii Fit plus』。
 『マリオギャラクシー2』。
 『メトロイド other M』。

 サプライズの数々。しかしスタフォはないのね……。
 どうも私はスタフォのことばかり考えすぎておかしくなっているのかも。スタフォの新作情報でなければサプライズを感じられない体になっているのかもしれない。
 むー。メトロイドの新作、Wii Fit plus、そしてサイトで動画を見ることができる『罪と罰2』なんかは楽しみだけどね。

 ……発表会中、チラッとフォックスの姿が見えたのだが、それは『スマブラX』の中のフォックスだったという落ち。むう……まだ当分は待たなくてはいけないのかな。

スターウルフの新メンバーを考えよう

2009年06月01日 02時44分40秒 | スタフォファンクラブ
 E3でスタフォの情報があってもなくても、結局自分はワクワクできるような気がする……。
 ゲームが出なくても楽しめる、それがスタフォの恐ろしいところですよ。(いよいよ狂信者に近づいてきたかな私も)

 それはさておき。
 『64』では4人だったスターウルフは『アサルト』では3人になった。
 ウルフ、レオン、パンサー。この3人私は非常に好きですが、もし新たなメンバーを迎え入れるとしたらどんなヤツだろう? それをみんなで考えようぜ、という企画です。

 スターウルフが4人になれば、『64』のようにそれぞれのライバルとドッグファイトができる!
 ん? しかし。フォックスvsウルフ、ファルコvsレオンはいいとして、クリスタルvsパンサーになってしまうな。
 ……。『クリスタル。君の美しさ、戦場に散らすには勿体無さすぎる。銃を下ろしてくれないか?』『見くびらないでね。ここで出会った以上は、あなたは敵。油断しているとパンサー、あなたのバラが散ることになるわ!』『ハハハッ! さすがは私の見込んだお嬢さんだ。いいだろう。本気で相手をさせてもらおう!』
 ……とかこんな展開。これはこれでアリか?

 さて。スリッピーのライバルになるはずの4人目はどんなヤツがいいだろうか。
 バランスから言って、ネズミとかイタチとか良さそうじゃないか?
 あるいは大穴でカイマンが加入とか……。
 ビル・グレイが加入とか……。
 キャット・モンローが加入とか。
 アッシュが加入とか。
 マーカスが加入……はさすがに無いだろうけど。

 「こんなヤツはどうだ?」というのをコメントしてくれると私はとても嬉しい。
 真面目に考えたものからぶっ飛んだものまで、お待ちしております。

1.(新メンバーの種族、できたら名前も)
2.(登場時のセリフ)

↑こんな感じで書いてください。

(例1)
1.エリマキトカゲのグリン
2.『お兄ちゃんをいじめると許さないんだから!!』(彼女はレオンのことを自分の兄だと言い張って聞かないのだ! 俺は一体何を考えているんだ……)

(例2)
1.ぶちヒョウのピューマ
2.『ヒャッホー! クリスタルちゃ~ん』(だめだ……こんなんしか浮かばん)

 なんつうか……自分の頭の中からこんなのが出てきたと思うとガッカリです……もうちょっとましなのを考えてくれる人がいると嬉しいです。