本日は...
腸内...5の続き
【下痢】
有害物質の侵入に対し排除しようと
する免疫反応で、通常は一時的なもの
ですが、免疫の仕組みの異常が原因と
なって下痢が続くことがあります。
悪玉菌が多くなることで
腸内バランスが崩れ、
腸のぜん動運動が乱れて起
こるのです。
【潰瘍性大腸炎】
腸の粘膜の機能に異常が生じて、
大腸の粘膜に潰瘍やびらん
(ただれ)ができる病気です。
原因として、これまでは細菌や
ウイルスの感染、アレルギーや
ストレス心理的な原因、
体質などが考えられてきましたが、
最近では、免疫異常が関係して
いることがわかってきました。
【食物アレルギー】
本来有害ではないはずの食べ物を、
腸が有害だと判断するようになると、
同じ食べ物が腸に入るたびに免疫の
仕組みが過剰に働きます。
このアレルギー反応は、腸内細菌の
バランスが免疫細胞に影響して
起こるとされています。
また、遺伝子組み換えや農薬、
抗生物質使用による食品成分の
変化もアレルギー反応を起こし
やすくする原因のひとつと
されています。
【大腸がん】
腸内細菌が産生する有害な
物質による粘膜への刺激が、
がんを発生させることがあります。
大腸がんの原因で一番多いと
指摘されているのが食生活で、
特に食物繊維不足による便秘
が上げられます。
なぜなら、
便が長い時間腸内に留まる
ことは腸内の腐敗を生みやすく、
結果、大腸に負担がかかり、
腸内環境も悪化をもたらします。
実際に日本の女性のがん死亡の
1位が胃がんを抜いて大腸がんに
なったことも注意すべき点です。
腸内細菌は腸内の免疫に
非常に大きな役割を果たしており、
体に良いものと悪いものを区別し、
有害なものは排除するといった
仕組みは腸内の細菌によって
調整されているといわれています。
つまり腸内細菌のバランスが
保たれることによって
免疫の仕組みが正常に
働くのです。
逆に細菌の中の善玉菌と
悪玉菌のバランスが崩れ、
悪玉菌が増えると、免疫機能が
低下して病魔に侵されやすくなる
わけです。
理想的な腸内環境は、
乳酸菌などの善玉菌がおよそ90%、
大腸菌などの悪玉菌が10%という
バランスだと言われています。
従って、腸内細菌を健常な
状態に維持することは、
健康を維持していくうえでも、
病気の予防や老化防止などに
役立つで上でも大変重要な問題です。
その為には善玉菌をできるだけ
多くし、日々、腸内細菌の
バランスを整えてあげる
必要があるのです。
朝起きてみて雪☃積もって
なかったので安心しました。
皆様の所は大丈夫でしたか