




閑九鳥という 鳥がいた
寒い冬に 巣が無い鳥は ガタガタと 震えてた
ああぁ なんで あの日に 巣を作って おかなかったんだろう。。。

ほかの鳥たちは 巣の中で 丸くなっている
暖かい春や 暑い夏は 楽しくてあっちに飛んだり こっちに飛んで

大きな空を自由に 山や湖を見て
友達と遊んで ついつい遊び過ぎてしまった
この冬が過ぎて 次の夏の終わり までには 今度こそ
遊ばずに 暖かい巣を作っておくんだ
そう心に決める 閑九鳥でした

ところが 又 暖かい春が来て 夏が来て 面白くて おもしろくて
冬に誓った心はゆるみ 又 遊びまわる閑九鳥でした

これって ほれ ≪ アリとキリギリス ≫と よく似てるよねぇ

まあ 同じような こんな話も あるんよ



