階段の先には.....

これ、帰ってきた時に上るマンションの裏階段。

この階段を上がって、曲がったところに、
ぬいぐるみを持って佇んでいる黒髪の少女が。

いた、夢を、見た。

毎日こわい。
いや、表の階段から帰れば良いんだけどね。

革靴から学ぶ

madrasの革靴を購入。

良いものなのかは分からない。
何故なら無頓着だから。

奥さんと店員さんに選んでもらった。

靴とかスーツとかメガネとか、
毎日身に付ける物は少しぐらい
良い物にした方が良いですよ。

なんて言われて、考えてみたら、
確かに毎日使うなら、多少高くても
価値はあると思った。

週に5日、月に20日働くとして、
通勤も併せて毎日10時間履くとしたら、
月に200時間身に付けているわけだから、
仮に30000円の靴だとしたら、
時間当たりの価値は150円。

1年間履き続ければ、1時間当たり12.5円。
2年大事に履けたら、6.25円。

そう考えると、全然高い買い物ではないし、
安物買いの銭失い、という意味が分かる。

3万円のネクタイ、とか、
8万円の財布、とか、
10万円の革靴、とか、
30万円のスーツ、とか、
50万円のカバン、とか、
100万円の腕時計、とか、
そんな感覚は全然理解できないけれど、
多少は良いのかな、って思った。

ところで。

会社の人はスコッチグレインを履いていた。
ちょっと前に聞いたけど、初めて知った。
知らないんですか？と言われて、
(ああ、皆知っているものなんか)って感じた。

野球で王貞治の通算ホームラン数を知らない、
って言われた時の僕の感覚と同じなんかな。

靴屋さんに、
スコッチグレインか、マドラスか、
ですね、って言われたから、
「ああ、スコッチグレインね」と言った。
危機一髪、先に聞いていて良かった。

リーガルはご存知ですか？
と言われて、さすがにリーガルは知ってる！
と言ったけど、言ってから、
本当に「知ってるだけ」だとも思った。

結論、何にでも興味を持つと良い。
知らない世界ほど、面白い。