落合監督はペナントで負けても負けても山本昌を使い続けた。その結果山本昌は2勝15敗となった。
そのときから、落合監督は、クライマックスシリーズは2位のほうが有利であり、ペナントで2位が確保できれば十分と考えていたのであろう。
クライマックスシリーズでは、投手起用がずばり的中した。第1戦の小笠原から、第2戦の川上、ついで中田と予想外の起用をし、押さえの岩瀬にしても、8回途中からの起用で危なげない勝ちにつながった。
それにしても、原巨人は当たっているウッズに2度もホームランを打たれたのは、短期決戦としては失敗ではなかったのか。