さいたま市の私立小学校で、安全の問題から撤去されていたブランコが復活した。
タイトルには危険遊具と書いたが、私は決して危険遊具とは思っていない。
今の親たちが危険遊具だと思っているだけである。
自分の子供が事故にあうとすぐ、学校だ先生だ遊具のせいにしたがる。
管理が悪くて事故にあった場合は管理者に有る程度は責任があるが、そのようなケースは少なく、本人の不注意が多い。
ブランコのように昔からある遊具に今の子供達が乗って、あるいはブランコがあることによって事故が起きること自体がおかしい。
小学校の近くでは、パトロールの人や警備員が旗を振って子供達が交差点をわたるのを助けている。
ところが、その後、子供達は何人かが固まって、自転車や自動車が来てもまったく避けようとせずに話しながら歩いている。
どんな遊びでもある程度の運動能力や、危険察知の能力も必要である。
一生小学生でいるのではなく、危険いっぱいの世の中に出て行くのだから、小さいときから、そのときそのときにあった危険に対処する方法を教えることが先決ではないだろうか。