ガソリン以外の暫定税率については、議長斡旋もあり2ヶ月延長されることになった。
これで少しは混乱が避けられる。
ところが、ガソリンについては、間違いなく4月に下がり、1~1ヵ月半後に再び上がりそうだ。
それも、ガソリンの出荷分から値下げになるため、4月1日から下がるわけではない。
これでは混乱は必死である。
これも3分の2による再議決が出来るためである。
たぶん、この制度は、与党だけで3分の2を占めるという場合を想定していなかったのではないか。
ところが、小泉政権で過半数を取ってしまったためにこのような状況となってしまった。
今となっては、世論の力により再議決を阻止するしかないようだ。
その場合、地方の道路の問題もあるが、道路については、ガソリン税と別に根本的な見直しをすればよい。
それにより、真に必要な道路だけできるようになれば、災い転じて福となすということになるのではなかろうか。