今朝の朝日新聞に基本意識の調査結果が出ていた。
それによると、信用できるが、家族97%、天気予報94%、新聞91%と続いて、政治家18%、官僚18%となっている。
しかしながら、ここで「あれ?おかしくないかな」、と感じた。
たとえば、家族は多くても数人であり常日頃接触しているものたちである。また天気予報や新聞はたいてい1~3程度のものを見て判断しているのであり、特に天気予報などは当たったか外れたかがすぐに分かるものである。
それに対して、政治家は代議士だけでも500人以上居り、どれだけ接触しているだろうか。
その中のほんの一部が、社保庁職員だとか汚職をした職員として新聞をにぎわせているだけである。
決して、政治家や官僚をかばう気はないが、大勢の官僚や政治家は一生懸命働いているということがいつも言われることである。
また、政治家を判断する場合に、地元に橋を作ってくれた、道路を作ってくれた政治家を高く評価しないだろうか。
政治家など、死んで数十年たたなければ評価できないのかもしれない。
もし、それでもこのような調査をするのであれば、その結果を10年、20年にわたって調査した結果を出して、傾向としてこのように変わったと論じなければまったく意味のない話である、と私は思う。