長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

小沢さんの強制起訴と議員辞職

2010-10-05 07:39:26 | Weblog
小沢さんがついに強制起訴された。
しかし、その議決日が9月14日であることが少し気にかかる。
この日は民主党の代表選の日であり、小沢さんの得票によって、議決に影響がないように、その前に議決をしたのではなかろうか。
村木被告の事件で検察の信用性が揺らいでいる今、議決をしたなら、どのような結果になっていたか知れない。
また、今までは起訴されれば、ほとんどが有罪となっていたために、議員辞職するべきだという風潮があった。
しかし、強制起訴の場合には、検察が2回も起訴できなかったものであり、今後も有罪となる可能性はかなり低い。
それにもかかわらず、議員辞職を迫ることが出来るのであろうか。
国策捜査とまでは言わないけれど、もし起訴になってもならなくても、「疑わしい、疑わしい」といって、その人の政治活動を制限し続けたなら、検察としては目的を達したことになる。
私は、検察審査会の制度はいいと思っているが、その基礎となる検察の調査が正しいことが前提である。
別の事例では、3ヶ月くらいで決着がついた例もあるようだけれど、小沢さんの場合2~3年かかるのではないかという話もあり、これ以上、審査が長引いて、政治活動を制限してはならないと思う。