東電が2ヶ月以上経って、ようやく炉心のメルトダウンを認定した。
水素爆発が起きたときから、異常事態が起きているなとは思っていた。
それが、水素発生量や炉心温度からみると、意外と早くから、原子炉は危険状態となっていたということである。
大震災が起きても、何重もの安全装置が組み込まれているといわれていたが、外部電力が断たれて、冷却装置は働かず、停電しても内部の圧力で水が循環して冷却するという機能も働かず、数時間で炉心溶融が起きてしまったのである。
現在も、まだ低温の安定状態にはなっていないが、これから再臨界はあるかどうかなど、本当に信じられる報道がなされるのであろうか。